オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

名古屋最古の料亭「河文」のランチ

専門家と一緒に徳川家康の足跡をたどる2泊3日のツアーに、

日本平での前泊を加えた3泊4日の東海地方の旅行記

今日で最後にしようと思います。

 

今日は、ツアー最終日のランチをいただいた名古屋の老舗料亭「河文」についてです。

 

ツアー初日の静岡の「浮月楼」も、徳川慶喜の居館の跡で開業した老舗料亭でしたが、

こちら「河文」は、なんと400年もの歴史を持つ料亭なのですって。

 

なんでも名古屋城が築城された頃に、魚屋として創業し、

尾張徳川家に献上する魚の目利きが認められ、料理屋へと転身したそうです。

明治以降は迎賓館として、国内外の錚々たる要人が訪れたとか。

 

数寄屋造りの建物は、登録有形文化財になっていて、

 

お庭も素敵です。

 

最近は、ウェディングも行っているそうで、こういう趣ある料亭での披露宴も素敵ですよね。

 

さてお料理ですが、

先付は、落花生豆腐。

上には茹でた落花生や紫蘇の花、山葵がのっていました。

 

お椀は海老真丈。

人参や柚子、菊の花で彩りがされていますが、

お出汁の味が抜群!

 

お造りは、石鰈と縞鯵に鰹です。

これまで、鰹といえばタタキでいただいていましたが、

最近はこのように、そのまま生で出されることが多いように感じます。

 

甘鯛の松笠焼き

鱗ポリポリの松笠焼き・・美味しいですよね。

 

メインは愛知牛の網焼きでしたが、ウェルダン指定だったからでしょうか、オババには伊勢海老を出してくださいました。

甲殻類大好きなので美味し〜くいただきました。

 

口直しに白和えが出されて、

 

ご飯セット。

赤だしかなぁ・・と思ってコワゴワお椀の蓋を開けると、よかったぁ、お澄ましでした。

きゅうりのお漬物も美味しかったです。

 

最後にデザート。

 

ランチでしたが、さすが老舗料亭!と思えるお味で、大満足!

ごちそうさまでした。

 

ツアーでは、

投稿した旅行記のほかにも、

徳川家の菩提寺である岡崎の「大樹寺」や

 

八丁味噌の「カクキュー」の工場、

 

徳川美術館などにも訪れましたが、

今回の東海地方への3泊4日の旅行については、これでオシマイにします。

 

静岡駅集合のツアーは名古屋駅で解散となり、そのまま新幹線の「のぞみ」で博多に戻りました。