オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

南九州(指宿と人吉)に行ってきました

「指宿に行きたい」という相方さんにお付き合いして

指宿に行ってきました。

 

車で行きたいと言う相方さんと、

シニアの長距離運転に不安を感じるオババ。

 

「帰りに人吉に寄って、お城も見よう」などと誘惑してくる相方さんに、

「熊本での1泊を加えてのんびり行くなら」と、渋々車で行くことに同意しました。

 

午前中の仕事を終えた相方さんと待ち合わせ、

まずはのんびり熊本に向かいます。

お部屋から熊本城が眺められる「ホテル日航熊本」に1泊しました。

 

今回の熊本は、長距離運転の休憩が目的ですので、

市内は観光せずに、

翌朝、のんびり指宿を目指します。

 

相方さんの今回の旅行の目的は温泉でしたが、

オババの一番の目的は別にありました。

指宿に向かう途中の知覧に行っておきたい場所があったのです。

知覧には、昨年のツアーでも行きましたが、

ツアーの行程に含まれていなかった場所、

それが「知覧特攻平和会館」です。

以前から、一度行っておきたいと思い続けていた場所でした。

 

で、知覧に来たついでに、「ミュージアム知覧」で、

知覧城のことを少し学びつつ、スタンプをゲットして、

 

相方さんが行ったことがないと言うので、

(オババは昨年行ったばかりの)「武家屋敷庭園」をお散歩して、

 

指宿のお宿「夫婦露天風呂の宿 吟松」に到着しました。

 

相方さんは、隣接する「砂楽」で砂風呂を楽しみ、

 

オババは、錦江湾の青い海を見ながら、

 

部屋の露天風呂で寛ぎました。

 

翌日は、熊本県人吉城を訪れ、

 

日本三大急流球磨川沿いに建つ「清流山水花 あゆの里」に一泊しました。

 

こちらでは、球磨川人吉城の風景を眺めながら、

 

部屋の露天風呂でまったりした時間を過ごしました。

 

翌日、人吉から高速で、何度も(強制的に)PAに寄りながら、

無事福岡に戻ってきました。

いろいろと(余計な)気遣いが必要だったシニアの長距離運転でしたが、

車の旅行ならではの便利な面もあり、

ローカルの旅を楽しんできました。

 

これからしばらく、この時の旅行についての詳細を投稿していきたいと思います。

【神奈川】ホテルニューグランド ④ :朝食と宿泊の感想

ホテルニューグランドの朝食は、

タワー館5階の「ル・ノルマンディ」の洋食

本館5階の「熊魚菴たん熊北店」の和食

ルームサービスのアメリカンブレックファスト

から選ぶことができます。

 

オババとしては、「ル・ノルマンディ」のオムレツを食べたかったのですが、

相方さんが和食が食べたいと言うものですから

和食にお付き合いしました。

 

洋食の「ル・ノルマンディ」は、

豪華客船ノルマンディ号のダイニングルームをコンセプトにレイアウトされ、

インテリアもクラシックホテルのメインダイニングならではのものとか。

 

残念ながら和食の方は、本館にありますが、

なんとなくデパートのレストランっぽい感じでした(笑

 

ただ景色は、オーシャンビューです。

 

「ル・ノルマンディ」もタワー館の同じ5階に位置していますが、

聞くところによると、5階というのは、豪華客船から海を望む目線なのだそうです。

 

氷川丸を眺めながらの朝食です。

 

白飯とお粥を選ぶことができ、お粥をお願いしました。

正統派の和食膳でした。

 

クラシックホテルのスタンプを押してもらいました。

 

 

《宿泊の感想》

スタンプを集め始めて4ホテル目のクラシックホテルで、

めでたくペアランチ券をゲットしました。

 

フロントがタワー館1階にあり、

クラシックホテルの要素よりも、

オーシャンフロントの要素が大きいように感じるホテルです。

 

それでも、本館のかつてエントランスがあった入口から続く大階段や、

現在は宴会場として使われている2階のフロアは、

非常に見応えがあり、トキメキました。

 

本館に宿泊すると、ホテルの出入りもロビーを通りませんし、

今回はスタッフさんとの接触が少なかったのですが、

ラウンジのスタッフさんもプロを感じる方でしたし、

 

たまたまチェックインもチェックアウトも同じ方でしたが、

非常に気働きのできる素敵な方でした。

 

今回は、「ななつ星」の同窓会がメインで、

ついでに宿泊した横浜でしたので、

次回は、こちらに宿泊することをメインに再訪したいと思います。

 

タワー館を経験したいですし、

「ル・ノルマンディ」の夕食や朝食も体験したいですね。

1日1組限定の館内ツアー付きプランにも惹かれます。

 

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(オババの勝手な星づけ)

 ※あくまでも個人的な満足度です。

施設 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎:本館の大階段や2階の造りは圧巻です

部屋 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ :落ち着きのあるお部屋でした

接遇 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎:細やかな心配りと気働きを感じました

食事 ⭐︎⭐︎⭐︎  :和朝食は名店ならではの間違いのないお味でした

TOTAL ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

 [本館]グランドスイート ツイン(53.3m2)

  朝食付きプラン

 (2名で)89,200円ー22,300ポイント=66,900円

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【神奈川】ホテルニューグランド ③ : クラブラウンジ「ザ・クラブ」

タワー館の17階に、クラブラウンジがあるというので、

ちょっと覗いてみました。

 

このラウンジは、

タワー館の15階〜17階のクラブフロアの宿泊客だけでなく、

本館でもスイートルームの宿泊者は利用ができます。

 

9:00〜17:00がティータイム、

17:00〜19:00がカクテルタイムとなっています。

 

夕食に出かける前に立ち寄りましたが、

ギリギリ、ティータイムの時間帯で、

クッキーやマカロンなどが置かれていました。

 

写真を撮ったりしていると、カクテルタイムになったようで、

感じの良いスタッフさんが、テキパキと準備を始められました。

 

アルコール類は、ビールを中心に、

 

ワイン系が少し。

 

先ほどのクッキー類は、

チーズや

 

ナッツ、ドライフルーツなどに入れ替わりました。

 

アイスコーヒーとおつまみを少しいただいただけで、

珍しくアルコールには手をつけませんでしたが、

来てみてよかったです。

 

本館のお部屋からとは異なる

タワー館の高層階からの風景が楽しめました。

 

こちらのラウンジには、

スタッフさんが常駐しているようです。

 

コンシェルジュとしてはもちろんですが、

一人で宿泊する時などには、

ぶらっとコーヒーを飲みに来て、

ホテルのお話もいろいろい伺ったりできそうな

・・・そういう雰囲気でした。

 

今回の夕食は、中華街に出かけましたので、

クラシックホテルに来ていながら、

メインダイニングには行かずじまいでした。

 

タワー館にも一度は宿泊してみなくてはいけませんので、

メインダイニングでの夕食は、またその時に。

 

ホテルニューグランドといえば、

シーフードドリア

スパゲッティ ナポリタン

プリン ア ラ モード

の発祥したホテルとしても知られています。

 

これらのお料理は、

本館1階の「コーヒーハウス ザ・カフェ」で食べることができるようです。

(店頭のメニューを写しました)

 

【神奈川】ホテルニューグランド ② :「本館 グランドスイート ツイン」の部屋

ホテルニューグランドは、

1927年に開業した本館と

1991年にオープンしたタワー館があります。

 

なにしろ山下公園の前に建つホテルですからね。

オーシャンフロントのタワー館からの景色は絶景なはず!

でも、クラシックホテルを感じるのであれば、やっぱり本館だろうしなぁ・・・

と迷いに迷った挙句、今回は本館を選択しました。

 

客室前の廊下です。

リノベーションされて、2階で感じたようなドキドキ感はありませんが、

 

お部屋の前のランプが素敵な雰囲気を醸し出しています。

(左側のシェードは、継ぎ目を反対にしてほしかったですが・・・)

 

ホテルニューグランドと言えば、

315号室の「マッカーサーズスイート」に憧れますが、

かなりのお値段だそうですので、最初から対象外に。

 

「グランドスイート」という53.3平米のお部屋を予約しました。

クラシックを意識した家具が置かれています。

 

照明も味があります。

(やはりここでもシェードの継ぎ目が気になります)

 

テーブルの上には、何やら不思議な容器が。

 

ついつい蓋を開けてみましたが、空っぽです。

オブジェとしてみるべきなのでしょうか。

 

摩訶不思議な容器は、こちらのテーブルにも。

オババが無知なのか、用途不明の容器たちでした。

 

可愛いアレンジメント。

生のお花はお部屋の雰囲気を変えてくれます。

 

窓に向かって置かれたデスクが良いですよね。

 

コーナールームで、デスク側の窓からはベイブリッジが、

 

ソフア側の窓からは、山下公園が見えました。

 

リビングルームに置かれたこの家具の扉を開けると、

 

テレビや冷蔵庫などが現れます。

 

リビングの奥がベッドルーム。

 

寝心地の良いベッドが置かれていて、

 

奥の扉を開けるとクローゼットでした。

 

ベッド横のドレッサーが素敵です。

 

クローゼットの横にもう一つ扉があって、

 

そちらの扉の先がバスルームになっています。

 

アメニティ類が(プラスチックではなく)陶器に置かれているのも嬉しいところ。

 

バスタブの横に(ちょっと移動しにくけれども)シャワー室があって、

トイレットは独立しています。

 

今ならではの機能が備わりつつも、

クラシックホテルらしいお部屋でした。

 

【神奈川】山下公園前のクラシックホテル「ホテルニューグランド」①

ホテルニューオオタニで、3時間にわたる「ななつ星」の同窓会を楽しんだ後、横浜に移動しました。

目的は、「ホテルニューグランド」に宿泊すること。

 

関東大震災の復興のシンボルとして、1927年に開業したクラシックホテルで、

本館と、1991年にオープンした18階建てのタワー館に、

計238室の客室を有します。

 

かつては山下公園に面したこちらの本館が玄関だったそうですが、

 

タワー館ができてからは、

タワー館の1階がフロントになっています。

 

海の風景が大好きなオババですので、

オーシャンフロントのタワー館にも惹かれましたが、

今回の目的は、クラシックホテルに宿泊することですので、

本館のお部屋を予約しました。

 

タワー館から本館へは、通路で繋がっています。

 

開業当時の本館の模型が展示されていました。

銀座和光で知られる渡辺仁による設計です。

オシャレですっきりとしたデザインです。

 

本館の玄関から入ると、

正面にこの階段が現れます。

雑誌などで何度か目にしていましたが、

実物を見ると、ググッと心に迫ってくるものを感じます。

 

階段には、イタリア製のタイルが使われているそうです。

もう美しいとしか言いようがありません!!

 

かつては、この階段を上がった2階にフロントがあったそうです。

階段先のエレベーターのレリーフも素敵ですし、

 

その上では天女が出迎えてくれています。

京都で作られた絹織物だそうです。

 

日本のクラシックホテルは、

来日する外国人のために作られたと言いますが、

和と洋が見事に調和しています。

 

このフロアは、どこを見ても胸キュンしっぱなしです。

2階部分は天井が高いのも魅力です。

 

いつまでも座っていたくなりそうなソフア。

 

柱の横に置かれた椅子は、

開業当時から、布を張り替えながら使い続けているのだそうです。

 

これは何かは分かりませんが・・・キレイですよね。

 

かつてのメインダイニングだったフェニックスルーム。

使用中で中を覗くことはできませんでしたが、

現在は宴会場になっているようです。

 

レインボーボールルームを覗かせてもらいました。

天井が素敵です。

かつてはここで、舞踏会が行われていたのでしょうね。

 

ホテルのフロントはこちらにあった方が素敵なのに・・とも思いましたが、

変にエスカレーターなんかを設置することを考えれば、逆に良いのかもしれません。

 

フェニックスルームは、ティールームとして開放することもあるそうですし、

スタッフによる館内ツアーのプランもあるようです。

 

素敵な中庭もありました。

 

【東京】ホテルニューオオタニ ④ :朝食と宿泊の感想

ホテルニューオオタニの朝食は、

「サツキ」「ガーデンラウンジ」「なだ万」「タワーレストラン」という4か所のレストランと、

ルームサービスの中から選択できます。

 

それに加えて、「エグゼクティブハウス 禅」では、

「エグゼクティブラウンジ」でもいただけます。

 

「サツキ」では、”最強の朝食”と称される和洋食ビュッフェが提供されているとのことですが、

なにしろ巨大なホテルですから、かなりの人混みが予想されます。

 

ルームサービスと迷いましたが、

11:30からの「ななつ星」のランチパーティーに主軸を置いて、

朝食は、ラウンジで軽〜く済ませることにしました。

 

やはりルームサービスの方が多いようで、

ラウンジはオババたちだけでした。

 

和洋食のビュッフェです。

 

品数はさほど多くはありませんが、

 

ピエール・エルメのクロワッサンなど、

 

クオリティはなかなかでした。

 

いつもとは趣向を変えて、

 

和洋折衷でいただきました。

 

 

《宿泊の感想》

JR九州のクルーズトレイン「ななつ星」の同窓会のお陰で、

初めて「ホテルニューオオタニ」に宿泊しました。

 

全1474室の巨大なホテルではありましたが、

クラブフロア「エグゼクティブハウス 禅」は、

スタッフさんの対応も素晴らしく、

心地の良い滞在ができました。

フォーブス5年連続5つ星というのも十分納得できます。

 

400年もの歴史を有する日本庭園も、

都心にありながらも日本の風情が感じられるもので、

手入れも行き届いていて、

ホテルステイを豊かにしてくれました。

 

ななつ星」のパーティーで提供されたお食事も大変美味しく、

特にローストビーフが美味しかったです。

 

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(今回から ”オババの勝手な星づけ" をすることにしました)

 ※あくまでも個人的な満足度です。

施設 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ :庭園が素晴らしかったです

部屋 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ :部屋からの夕景に感激しました

接遇 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ :積極的な働きかけを感じる対応でした

食事 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ :ラウンジもパーティーも楽しめました

TOTAL ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

 [エグゼクティブハウス 禅]デラックスツイン(50m2)

  期間限定ポイント最大20倍 プラン

 (2名で)139,720円ー32,131ポイント=107,589円

 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

【東京】ホテルニューオオタニ ③ :「エグゼクティブハウス 禅」のラウンジ

ホテルニューオオタニの「ザ・メイン」の建物の11階と12階に位置する「エグゼクティブハウス 禅」。

いわゆるホテルのクラブフロアなのですが、

ラウンジでは、クオリティの高いフードプレゼンテーションが6回もあり、

スタッフさんの対応力は、日本のホテルならではのきめ細やかさが感じられます。

 

5年連続フォーブスの5つ星を獲得しているというのも納得です。

 

チェックインやチェックアウトも、11階のラウンジで行われます。

ホテルニューオオタニが巨大なホテルなだけに、

手続きに並ばなくても良いというのが一番のメリットのように思います。

 

いつ行っても混み合うことなく、

(席取り合戦や食べ物争奪戦もなく、外国人の大声もなく)

落ち着いた雰囲気が保たれていました。

 

都会にありながらも、横にベッタリのビルがありませんので、

窓側の席からは、新宿のビル群を遠くに眺める開放感のある風景が得られます。

 

お庭の散策の後に立ち寄ると、まだアフターヌーンティーの時間帯でした。

 

飲み物をお願いして、自分でカウンターから持ってくるシステムですが、

 

トングを一人一人取り替えるなどの配慮もありますし、

 

ピエール・エルメをはじめ、品質の良さが感じられる品揃えです。

そういえば、ピエール・エルメの日本1号店は、ホテルニューオオタニでしたね。

 

オババは、(昼間から)シャンパーニュをお願いして、

こういうものをとってきて、

至福の時間を過ごしました。

 

相方さんは、昼過ぎまで仕事をして、夕方の飛行機で来る予定で、

食事は機内の軽食で済ませるとのことでしたので、

19時過ぎに、ラウンジで合流することにしました。

 

オードブルの時間帯には、

ハムや

 

チーズ類に、

 

サンドウィッチ、

 

ピンチョス、

 

押し寿司などがありました。

 

オババはこういうものをシャンパーニュで楽しみ、

ほろ酔い加減になっていたところに、

 

相方さんが、なんとかオードブルの時間帯に間に合って合流し、

再び飲み直し。

ブラジル国籍のスタッフさんが、

楽しくお話をしながらサーブしてくださいました。

 

最近はラウンジでも、

スタッフさんはひたすらお皿を片付けるだけ・・・という光景を目にしますが、

こういう風にスタッフさんとの会話があるラウンジはいいですね。

 

そうこうしていると、ナイトキャップの時間帯になり、

 

チョコレートだの

 

カロンだのが並び始めましたので、

 

グラスに残った赤ワインに合わせて、こちらもしっかりいただきました。

ピエール・エルメのショコラは最高ですね。