「界 津軽」で1泊したのち、新幹線で青函トンネルを通って函館に向かいます。
1時間ほどの乗車ですが、乗り込むとすぐに、アテンダントの方が食事を聞きに来てくれました。
写真を見せられて思わずお願いそうになりましたが、ダメダメ!ここはグッと我慢。
コーヒーだけをいただきました。
だってね、函館に着いたら、おいし〜いお寿司が待っているのですもの。
(思えば、今回のツアーでは3回グランクラスに乗りましたが、1度も車内の食事をいただく機会がありませんでした)
こちらのツアーでは、申し込み時にはランチのお店が書かれておらず、いつも直前に知らされます。
しかも、親会社に豊富な情報が蓄積されているので、お店選びが他のツアーではあり得ないお店ばかりでした。
で、函館でうかがったのは、グルメ通がかようと言われる「鮨処 木はら」さん。
ミシュランはじめ、いろいろな媒体にも選ばれているようです。
カウンター席が10席ほどのこじんまりとしたお店ですので、まさかツアーで利用できるなんてね。
しかも、大将の木原さんが握ってくださいました。
(写真の掲載許可をいただいています)
イヤ〜、おいしくないはずがありません!!
まずはヒラメから。
口に入れた途端においしい!と分かるお寿司です。
これは赤身のマグロですね。
ボタンエビ。
もうこれは絶品!
九州では絶対に食べられないレベルでした。
ウ〜ン、これは何だったかしら。
握ってもらっている時は分かっていたのですが、後からこのような形で見ると思い出せません・・・。
このアスパラも美味しかったです。
北海道でもあまり見たことがない大きさで、カウンターに座った時から気になっていました。
これはきんきだったと思います。
ホタテの貝柱。
大きさや噛み応えに味わい深さも、北海道ならではの帆立です。
ますの介。
近海ものは漁獲量が少ないと聞きますが、やはり鮮度が違います。
エ〜ッと、これはカレイだったように記憶していますが・・・。
鮮度バツグンでした。
大好きなバフンウニ。
エ〜っと、これも確かではないですね。確かホッケだったように記憶しています。
そしてこれはスープと言って出されたのですが、
いろいろなアラからのお出汁だそうで、もう絶品!!でした。
そして主役のトロちゃんの登場です。
津軽海峡産の本マグロ。
九州人のオババは、東京の人ほどマグロ好きではないのですが、それでも美味しい!と思いました。
ミソがのった毛蟹。
これはもう言うことなしですです。
卵焼きも申し分なく、
最後のデザートにはワサビの手作りアイスをいただきました。
アイスは2種類からの選択でしたが、わさびを選択して正解。
不思議とマッチしていて、後味が爽やかでした。
45年以上のキャリアをお持ちの大将は、江戸前鮨がベースとのことで、握りのほとんどはそのままいただくスタイルです。
地元の新鮮で選び抜かれたネタの良さを大切に、大将の技術が加わった美味しいお寿司でした。
余談ですが、新函館北斗駅から「鮨処 木はら」さんへの移動には、このような可愛らしいバスを準備してくれていました。
(参加者5名ですのでこのサイズでも十分だったのですが、夕方からは普通の大型バスに戻りました)