オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

【東京】おもてなしの心が受け継がれる「帝国ホテル東京」

3月下旬に「帝国ホテル東京」で姪っ子ちゃんの結婚式があり、2泊してきました。

 

実はオババ、若い頃にサイドビジネスとして、企業の社員研修の講師を10年ほどしていまして(と言っても春と秋の季節労働者でしたが・・・)

接遇に関する本も結構読んでいるのです。

その中でも「ザ・リッツ・カールトン」「ディズニーランド」そして「帝国ホテル」は、興味を持って、片っ端から読んでいました。

 

ですので、結婚式が帝国ホテルで行われると知ると、もう嬉しくて!!

姪っ子ちゃんに感謝です。よくぞ帝国ホテルを選んでくれたってね。

 

大阪の帝国ホテルには何度か宿泊したことがありましたが、東京はなかなか行く機会がなかったのです。

 

帝国ホテルといえば、ドド〜ンと大きなラウンドのお花がお出迎え・・・と楽しみにしていましたが・・・

あら、桜のお花でした。

 

まるで桜の木を1本持ってきたかのような見事な生け込みです。

しかも、ちょっとラウンドを意識したかのような形ですね。

帝国ホテルの開業は、1890年だそうですが、

フランク・ロイド・ライトの建築による有名な2代目本館の開業が1923年で、ちょうど100周年ということで、

ロビーでは、帝国ホテルの歴史を紹介するコーナーが設けられていました。

 

開業から19年間、渋沢栄一が会長を務められていたので、渋沢氏のこともいろいろ。

 

フランク・ロイド・ライトの設計による2代目本館。

 

帝国ホテルを訪れた著名人。

 

当時の制服や家具。

 

その他にも、当時使われていた食器や、写真や書類など、貴重な資料が展示されていました。

 

2代目本館(ライト館)は、1967年に取り壊されたとのことですが、当時のロビーの一角にあった壁は、

現在のエレベーターホールの手前の壁に展示されています。

 

また、当時の机と椅子も階段下に展示されています。

 

こちらはホテルエントランス。

 

入り口を入ると先ほどの桜。

上のシャンデリアも素敵です。

 

右奥がフロント。

 

570室もある大きなホテルで、多くの方が出入りしていますが、

気配り、目配りが行き届き、優雅な空間になっています。