オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

【長野】上高地帝国ホテル③ 「ダイニングルーム」の夕食

上高地帝国ホテル」のレストランは、

フレンチの「ダイニング」、和食の「あずさ庵」、カジュアルレストランの「アルペンローゼ」の3つがあります。

 

「ダイニング」と「あずさ庵」は朝食と夕食の提供で、宿泊客のみの利用になっていますが、

アルペンローゼ」は昼食と夕食の営業で、昼食は外部からの利用もできます。

 

1日目の夕食は、「ダイニング」で「飛騨牛特選」というコースをいただきました。

 

ショープレートには、ホテルが描かれています。

 

まずはシャンパーニュで乾杯!

 

一緒にいただく冷たい前菜は、「オマール海老のショウフロワ仕立て 信州産のビーツと梅の優しいソース」

オマールの火加減が絶妙でした。

ビーツも梅も信州産だそうで、本当に信州って何でも採れるのですね。

バランスの良いマイルドなお味のソースでした。

 

オババはいただきませんでしたが、パンも美味しそうでした。

相方さんはハードパンの方が好きだと言っていましたよ。

 

温かい前菜は、「パイに包まれた長野産茸とフカヒレのスープ 熱気球に見立てて」

「熱気球に見立てて」というのが良いですね。フランス語でもそのように言うそうです。

 

中はキノコとフカヒレのスープです。

パイに負けない濃厚なスープでした。

 

シャンパーニュがなくなったので、ハーフボトルをいただきます。

お魚にもお肉にも合うピノ・ノワールです。

 

お魚料理は、「尼鯛の松笠仕立て かぶのソースとトリュフドレッシング」

”甘鯛”は元々頭の形が尼の頭巾に似ていることから”尼”鯛と名付けられ、

尼がお寺を連想させるのを避けて”甘”鯛の当て字が使われたのだそうです。

あえて尼の文字を使うだなんて、帝国ホテルならではですね。

 

メインは「飛騨牛フィレ肉のグリエ」と

 

「野菜の朴葉焼き」です、

飛騨牛も、お味噌と一緒の朴葉焼きも、上高地から県境をまたいだ岐阜のお料理です・・・と、翌日の高山で気づきました。

 

そしてデザートは「信州産林檎入り クレープのフランベ ヴァニラアイスクリーム添え」ですが、

 

もちろんパフォーマンス付きです。

 

で、ライトを消してフランベ!!

 

実はこの日はオババの誕生日でした。

(それもあって相方さんが無理して同行してくれました)

添乗員さんがホテル側に伝えてくださっていたようで、最後のプティフールのプレートには、メッセージを書いてくださっていました。

 

さらに、もうひとつ。

これは本当にビッグサプライズでしたが、添乗員さんがプレゼントしてくださいました。

ホテルのチョコレートとタオルです。

こちらの会社のツアーには、まだ2回しか参加していないのに、

お心遣い本当にありがとうございました。

 

上高地帝国ホテルのメインダイニングでのフルコースも美味しくいただき、

ハッピーな誕生日の夜を過ごすことができました。