「上高地帝国ホテル」のレストランは、
フレンチの「ダイニング」、和食の「あずさ庵」、カジュアルレストランの「アルペンローゼ」の3つがあります。
「ダイニング」と「あずさ庵」は朝食と夕食の提供で、宿泊客のみの利用になっていますが、
「アルペンローゼ」は昼食と夕食の営業で、昼食は外部からの利用もできます。
1日目の夕食は、「ダイニング」で「飛騨牛特選」というコースをいただきました。
ショープレートには、ホテルが描かれています。
まずはシャンパーニュで乾杯!
一緒にいただく冷たい前菜は、「オマール海老のショウフロワ仕立て 信州産のビーツと梅の優しいソース」
オマールの火加減が絶妙でした。
ビーツも梅も信州産だそうで、本当に信州って何でも採れるのですね。
バランスの良いマイルドなお味のソースでした。
オババはいただきませんでしたが、パンも美味しそうでした。
相方さんはハードパンの方が好きだと言っていましたよ。
温かい前菜は、「パイに包まれた長野産茸とフカヒレのスープ 熱気球に見立てて」
「熱気球に見立てて」というのが良いですね。フランス語でもそのように言うそうです。
中はキノコとフカヒレのスープです。
パイに負けない濃厚なスープでした。
シャンパーニュがなくなったので、ハーフボトルをいただきます。
お魚にもお肉にも合うピノ・ノワールです。
お魚料理は、「尼鯛の松笠仕立て かぶのソースとトリュフドレッシング」
”甘鯛”は元々頭の形が尼の頭巾に似ていることから”尼”鯛と名付けられ、
尼がお寺を連想させるのを避けて”甘”鯛の当て字が使われたのだそうです。
あえて尼の文字を使うだなんて、帝国ホテルならではですね。
メインは「飛騨牛フィレ肉のグリエ」と
「野菜の朴葉焼き」です、
飛騨牛も、お味噌と一緒の朴葉焼きも、上高地から県境をまたいだ岐阜のお料理です・・・と、翌日の高山で気づきました。
そしてデザートは「信州産林檎入り クレープのフランベ ヴァニラアイスクリーム添え」ですが、
もちろんパフォーマンス付きです。
で、ライトを消してフランベ!!
実はこの日はオババの誕生日でした。
(それもあって相方さんが無理して同行してくれました)
添乗員さんがホテル側に伝えてくださっていたようで、最後のプティフールのプレートには、メッセージを書いてくださっていました。
さらに、もうひとつ。
これは本当にビッグサプライズでしたが、添乗員さんがプレゼントしてくださいました。
ホテルのチョコレートとタオルです。
こちらの会社のツアーには、まだ2回しか参加していないのに、
お心遣い本当にありがとうございました。
上高地帝国ホテルのメインダイニングでのフルコースも美味しくいただき、
ハッピーな誕生日の夜を過ごすことができました。