なかなか予約が取れにくい「百番館」のお部屋を予約し、宿泊を楽しみにしていたのに、よりによって台風と鉢合わせをしてしまいました。
イヤイヤ、今回ばかりは、何が何でも宿泊するぞ!と、予定を早めて、前の日から移動することにしました。
お宿に連絡すると、キャンセルで洋室のお部屋が空いているとのこと。
まずは、前泊した洋室のお部屋についてお伝えします。
離れ14室と洋室6室の全20室からなる「亀の井別荘」ですが、
6部屋ある洋室は、すべてフロント棟に位置しています。
当日の朝に予約して、急遽前泊できるようになったお部屋は、フロントから階段を上がった2階にある
「翠園」というお部屋です。
部屋のドアを開けると、
リビングスペースがあらわれます。
数年前にリニューアルされたとのことで、しっとりとした老舗旅館の雰囲気を保ちながらも、現代様式に合わせた機能的なお部屋になっています。
趣のある木の隙間戸で仕切られて、ベッドスペースが設けられています。
壁側には、
上質な机があり、こちらの引き出しに、
浴衣が入っていました。
女性には、2種類の柄が用意されていました。
机の横にはクローゼットがあり、
金庫などが入っています。
窓側の一面には造り付けの机があり、
こちらに腰掛けて、ボ〜ッと窓の外の緑を眺めるのも良さそうですね。
入口横には、ドリンクバーがあります。
「百番館」は、冷蔵庫の中もコンプリメンタリーでしたが、「翠園」は有料とのこと。
洗面台はシングルで、
引き出しの奉書巻きの中に、
アメニティ類が入っています。
ソープ類は、今のご時世に則って、エコタイプです。
お部屋のお風呂は、
源泉掛け流しの温泉です。
ただ、夕方から停電してしまいましたので、源泉掛け流しがストップし、朝風呂は入れませんでした。
「百番館」をはじめ、離れの一部は、2名からの予約しか受け付けてもらえませんが、6室ある洋室はすべて、おひとり様でも宿泊することができるようです。
今回は、夕方から停電してしまい、被災地の避難所のような滞在になってしまいましたが、
老舗旅館ならではのしっとりした趣があり、
この雰囲気であれば、おひとり様での再訪もあるかな・・と思えるお部屋でした。
明日は、「百番館」のお部屋の様子をお伝えします。