湯田温泉の「古稀庵」の記事を書いていて思い出したお宿があります。
湯田温泉で1675年に創業し、350年近くの歴史を持つ「松田屋ホテル」です。
山口県といえば、松下村塾があった場所であり、幕末から明治期にかけては、日本を主導した錚々たる人々が集った所です。
この「松田屋ホテル」にも、坂本龍馬をはじめ、維新の志士たちが頻繁に訪れていたそうです。
江戸時代に築庭された日本庭園は、国の登録記念物に登録されているそうですが、その片隅には、維新の志士たちが会談をした場所とされる「西郷木戸大久保会見所」があります。
また館内には、「明治維新資料室」があり、見応えのある資料が残されています。
ちなみに山口県は、伊藤博文から、現在議論の的になっているお方まで、8名もの総理大臣を輩出しています。
(それが影響してかは定かではありませんが、130万人程度の人口の県でありながらも、新幹線の駅は5つもあります・・・余談)
「松田屋ホテル」には、一度宿泊してみたいと思っていますが、残念ながらこちらも、おひとり様が宿泊できるお部屋は制限があり、なかなか実現していません。
コロナ前の2019年の秋に、ランチだけいただく機会がありました。
先付けと前菜
お造り
松茸の土瓶蒸しと・・ウ〜ン何だったでしょうか・・・
茶碗蒸し
焼き松茸
松茸の天ぷら
松茸ご飯
これも何だったのでしょうかねぇ・・・
デザート
なにぶんにも月日が経っていますので、ほとんど記憶が薄れていますが、老舗ホテルならではの素晴らしいお料理とおもてなしであったことは記憶しています。