オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

”飛騨の小京都” 高山 を散策

ツアー2日目は、

ネイチャーガイドと一緒に「明神池」までの散策を楽しむか、

高山で自由散策するか、

はたまたホテルでのんびり過ごすかを選択でき、

オババたちは高山に行ってきました。

参加者9人のうち、3名が明神池まで出かけ、残り6名が高山を選択しました。

 

高山までは、あの快適バスでの移動です。

 

右や左の車窓からの風景を楽しんでいると、

 

いつの間にか高山に到着していました。

 

秀吉の命で飛騨を制圧した金森長近は、

1588年、現在は城山と呼ばれている場所に、高山城を築きました。

城山の武家屋敷よりもさらに低い場所に、商人の街を作りましたが、

その一部が、「古い町並」として重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

 

一緒に高山に向かったツアー参加者の方が、バスの中で添乗員さんに、人力車の手配を依頼していましたので、オババたちも便乗して、一緒に手配をお願いしました。

 

高山に到着して、まずは人力車で、上町・下町の「古い町並」を中心に案内してもらいました。

 

宮川の写真スポットから出発です。

宮川は、高山にとっては京都の鴨川に相当するとか。

 

ニ之町、三之町が中心となりますが、

ニ之町の方が、昔ながらの老舗が多く、人通りも少ないようです。

 

こちらの草饅頭が美味しいからと、車夫さんにご馳走になりました。

 

老舗の酒蔵も多くあります。

 

こちらの和菓子屋さんは老舗でありながらも、新しい商品にも挑戦しているそうで、

冗談好きな相方さんが猫のお饅頭をお土産に買っていました。

 

高山では、毎年春と秋に「高山祭」が開催され、その時に使用される「屋台」が町中に納められています。

 

屋台は12台あるそうで、お祭り大好きな相方さんは興味津々。

 

こちらの漆器屋さんで、オババはお椀を購入しました。

 

三之町(特に上三之町)に入ると、人混みが一気に増えます。

随所随所で車夫さんが、真っ赤な和傘を出して写真を撮ってくださるもので、

珍しがって、外国人旅行客のカメラも一斉に向けられます・・・。

 

2階部分に設けられた火除けの神棚。

車夫さんの説明がなかったら、見落としていたかもしれません。

 

45分ほど街中を走ってもらって、「高山陣屋」の前で終了しました。

(写真はありませんが)陣屋の前では朝市が催されていて、新鮮なお野菜や無添加のお漬物などが販売されていました。

 

高山陣屋は、高山でオババが一番行きたかった場所です。

 

1692年、江戸幕府は飛騨を直轄領にしました(高山城は破却)。

明治維新までの176年間、ここに陣屋が置かれていて、

この「高山陣屋」は、日本で唯一の現存建物なのです。

 

書院造の広間。

 

お庭は外国人旅行客に大人気でした。

 

時代劇に出てきそうな吟味所。

 

高山城三之丸から移された御蔵は、年貢米の蔵として使われていたようです。

 

陣屋を出て、お団子を食べたり、

 

お店を覗いたりしながら、

集合時間まで、高山観光を楽しみました。