オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

「ななつ星 in 九州」「四季島」勝手に乗り比べ:⑤部屋

今日はお部屋について書こうと思いますが、「ななつ星」は一番スタンダードのお部屋、「四季島」は一番高額のお部屋でしたので、単純比較はできませんが、雰囲気だけお伝えできればと思います。

 

まずは四季島から。

春夏秋冬を表現した四季島の車両デザインで、客室は冬をイメージしているそうです。

 

7号車の702号室が「四季島スイート」のお部屋です。

 

扉ですが、これも職人さんの手仕事なのでしょうね。

モダンでスタイリッシュなイメージの「四季島」ですが、さりげなく和テイストや木材が取り入れられています。

 

「四季島スイート」の特徴は、このメゾネット。

限られた空間が有効に活用できます。

 

上階は、“茶の間”のようなホッコリした雰囲気。

天井の高さが心配でしたが、185cmの相方さんも余裕でした。

 

テーブルは掘りごたつになっています。

 

階段には、山形段通のフカフカの絨毯が敷き詰められています。

奥山氏が日本海をイメージしてデザインしたUMIという商品で、絨毯が販売されています。

客室は冬をイメージしているというのは、こういうところなのかもしれません。

 

下の階がベッドルーム。

 

ソフアをベッドにするのに比べると、寝心地は断然に良いですが、

ここでメゾネットの最大の欠点を発見!!

 

窓から駅のホームが見えるでしょうか。

 

駅のプラットホームの位置がこの高さです。

つまり、ベッドの位置は、線路スレスレの低い場所にあるということです。

ええ、ええ、ガタンゴトンと振動が伝わって、おそらくこの列車の中で、最低の寝心地だと思いますワ。

 

このお部屋の最大のウリはこちら。

 

そう、檜風呂があるのです。

しかも思っていた以上のゆったりサイズでした。

 

洗面台も広くて、とても列車内とは思えない設備でした。

 

一方の「ななつ星」です。

アサインされたのは、ラウンジやダイニングからは遠い6号車のお部屋です。

 

こちらはもう水戸岡ワールドそのものです。

 

木をふんだんに用いたクラシックスタイルで、

 

ここ最近の観光列車が、こぞって水戸岡鋭治氏にデザインを依頼するというのもうなずけます。

 

ファブリックもイギリス調でとっても素敵。

実はこの椅子、列車仕様で、とっても重たいのですよ。

 

夕食の間にベッドメイキングをしてくれて、ソフアがベッドになります。

 

「四季島」のスタンダードのお部屋のバスルームがどのようになっているかは知りませんが、「ななつ星」はシャワーのみ。

 

ベイスンが、今は亡き14代今右衛門さんによるもので、お部屋によって柄が異なるそうです。

 

こうして振り返っていると、やっぱり一度は、「ななつ星」のDxスイートAに乗車してみたいですね。

気長に応募してみましょうか・・・。