先日「ななつ星in九州」と「四季島」の記事をアップしたばかりで、今度は「ろくもん」となると、“乗り鉄”かと勘違いされそうですが、イエイエ、(今のところ)まったく鉄分はありません。
とは言っても、
旅行といえば観光に夢中だった若い頃は、ホテルが単に寝る場所であったのに、今やホテルや旅館が旅の中心。
お宿選びだけではなく、お部屋選びにまで細かくこだわるようになったオババですので、
年齢と共に、移動にも居心地の良さを求め始めたのも事実。
今回の旅行でも、名古屋→松本では、「しなの」のG車の一番前の座席にこだわりましたし、
軽井沢→東京では、グランクラスの最後尾席を選択しました。
そのうち、現在のお宿・神社・お城の三本柱に鉄道が加わり、旅の四本柱になるかもしれません(笑
まぁ、そんなこんなで乗車した「ろくもん」です。
「ろくもん」は、しなの鉄道が、軽井沢と長野間を1日2往復させている観光列車です。
デザインは、「ななつ星in九州」と同じ水戸岡鋭治氏で、3両編成で運行されています。
1号車は、ファミリーやグループ向きで、食事の提供はありません。
2号車と3号車では食事が提供され、
2号車には、景観を楽しめるカウンター席もあります。
3号車は、2人用の半個室になっています。
車内には、飲み物などを販売しているカウンターや、
お土産ものを販売しているカウンターもあります。
フフフ・・・ミッキーマークじゃありませんよ〜。
真田一族の家紋「州浜紋」です。
(わざと逆向きに撮りました)
2号車と3号車で提供されるお食事は、長野行きが洋食、軽井沢行きが和食になっています。
まずは、信濃の白ワインからスタート。
千曲市の「竹葉亭」の二段重のお弁当。
陶器のお重に、綺麗に盛り付けされています。
冷たい茶碗蒸しや揚げなすに、
温かいご飯とお味噌汁もありましたよ。
少し間をおいて、車内でスタッフさんが点てたお薄と小豆寄せが出されました。
名所地点では、スタッフさんからの案内がありましたし、
しなの鉄道の社屋の前を通過する時には、社員の方々が手を振ってくださっていました。
また、上田駅では18分の停車時間があり、「みすず飴」の販売があったり、
希望者には、ほら貝やパネルを持っての写真撮影がありました。
小諸駅では17分の停車時間があり、希望者は駅舎を出て、スタッフさんの案内で、
駅前のガーデンの見学をしたりもしました。
お食事付き一人¥15,800・・・なかなかリーズナブルなプチトリップです。