もう一度泊まりたいけれども、多分再訪するのは難しいだろうなぁと思うお宿をピックアップしています。
山口県湯本温泉にある「別邸 音信」の3回目、今日はお食事についてです。
「別邸 音信」には、日本料理の「雲遊」があり、1日目の夕食と、朝食は2日ともこちらでいただきました。
日本料理らしく、季節感のあるお料理が、見た目も美しく丁寧に作られていて、楽しく味わいながらいただきました。
2日目は、本館の「大谷山荘」で、こちらでも会席料理を美味しくいただきましたが、1日目の「雲遊」のお料理のみアップしておきます。
(9月に伺いましたので、季節感がずれていますが、ご了承ください)
先付け
十三夜豆腐。
十五夜の満月からちょっと欠けているお豆腐です。
海の幸のお刺身と、山の幸の自然薯。
焼き八寸はお肉料理でした。
海老の真薯。
胡麻豆腐。
揚げものは、山口ならではのふぐ。
そしてお食事セットと
デザートです。
器もお料理に合わせて、変化に富んでいましたし、お膳に菊の花びらを散らして季節感を出したりと、このようなお宿でいただくお料理は、心を豊かにしてくれます。
ついでに朝食もアップしておきます。
2日間、お料理だけでなく、器も変えて提供してくださいました。
1日目。
2日目。
このように並べてみても、重なるものが一つもないだなんて、すごい気配りです。
「別邸 音信」は、湯本温泉の老舗「大谷山荘」の別邸として建てられただけに、空間的なものもお料理も、本物志向の素敵なお宿でした。
では何故、“再訪の可能性は低いかも・・・”というと、
やはりアクセスの問題が一番。
新幹線から降りて、普通列車で1時間近くゴトゴトするのは、ちょっとオババには辛いのです。
かと言って、お金をかけてタクシーで行くには、オババが重視する“景色”の面で物足りなさを感じます。
とっても素敵なお宿ですよ。
でも、オババが好きな「御宿 竹林亭」と何が違うだろうか・・・と思ってしまうのですよね。
竹林亭であれば、チャチャっと自分で車を運転して出かけられますし、
何回か訪れている居心地の良さというのもありますからね。
ええ、ええ、完全にオババの個人的な理由ですワ。
本当に、お宿はとっても素敵なのですよ!!