「直武」と「曙山」では、朝食も夕食と同様に、部屋のダイニングでいただきます。
(夜の写真ですが)
前日の夕食時は、女性のスタッフさんが配膳に来てくださり、
配膳の合間合間に、話し相手になってくださいました。
朝食の配膳に来られた方は、パートさんとのことで、
配膳の後、お掃除をして帰るのがお仕事なのだそう。
真面目そうな方で、一生懸命な様子に、オババがいつもの調子でチョッカイを出して(=話しかける)困らせてはいけないと思い、
朝食は静か〜にいただきましたよ。
でも大丈夫。
夕食時は窓の外が真っ暗でしたが、
朝食時は、お庭の鮮やかな紅葉が相手してくれました。
真っ青な空と秋の風景を眺めながら、
のんびりゆっくり、部屋での美味しい朝食をいただきました。
まずは2種類のドリンク。
豆乳に黒酢を加えたものに、リンゴジュースを加えたもの。
そして次から次に並べてくださり、
朝から盛りだくさんの朝食です。
お食事に定評があるお宿だけに、
これが夕食ですと言っても良いくらい。
左から、荒目の山芋に明太、舞茸に焼きなす(これは生姜味でした)、
クラゲをきゅうりや茗荷と和えたもの、そして卵焼きに大根おろしとしらす。
一品一品のボリューム感もあり、
お味もとっても良いのです。
小豆粥まであって、
せっかくの秋田こまちの新米が見るだけになってしまいました。
美味しいお料理をごちそうさまでした。
角館に行くのであれば絶対このお宿!と思っていた「角館山荘 侘桜」は、
期待を裏切らない静かで居心地の良いお宿でした。
今回は、秋田にクマ被害が頻発する中での訪問で、
お宿の周囲は電気が張り巡らせていて安全が確保されているそうですが、
小心者のオババは、素敵なテラスがありながらも、まったく活用できなかったのが心残りです。
紅葉に囲まれて、新鮮な空気の中、のんびり読書でもできていたら、さらに素敵な滞在になっていたと思います。