オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

【愛媛】格式を感じる「別邸 朧月夜」

道後温泉の2泊目に宿泊したのは、「別邸 朧月夜」。

 

道後温泉に行くならこのお宿に泊まりたいと、オババのノートにもリストアップしていたお宿です。

本当は、こちらのお宿に連泊したかったのですが、1泊目がどうやら休館だったらしくて利用できず、

斜めに位置していた「道後御湯」に1泊してからの移動です。

(この「道後御湯」が期待以上に良いお宿であったことは、以前の投稿で書いたとおりです。)

 

これは「道後御湯」でいただいた地図ですが、

ねっ、「道後御湯」の右上に「別邸 朧月夜」ってあるでしょ。

 

「道後御湯」を出たら、もう目の前。

ビルの手前にある塀に囲まれた日本家屋が「別邸 朧月夜」です。

 

塀から続く道を進んで玄関に向かいます。

格式を大切にするお宿のようで、玄関暖簾の横には、(車の陰になっていますが)着物をお召しのスタッフさんがズラ〜ッと待機していらっしゃいます。

やはりこういうお宿は、タクシーで乗りつけなくてはいけなかったですね。

事前に「道後御湯」から荷物を運んでもらっていたので、身軽に散策しながら訪れたら、暖簾をくぐる直前まで、スタッフさんは皆さん微動だにせずでしたぁ〜。

 

玄関を入ってのアプローチ。

 

ここからすでに別空間です。

 

突き当たりには、宿名にちなんで、「朧月夜」の歌詞が書かれた書の屏風が飾られています。

 

そしてこの辺りから聞こえてくるのは、BGMの「朧月夜」のメロディー。

 

右手に進んで左側にはレセプションデスクがあり、

 

右側には、それはそれは素敵なロビーがあります。

 

一見して高額だとわかる花瓶やアートに囲まれて、

 

お菓子とお抹茶をいただきながらチェックインをします。

そういえば、「山田屋まんじゅう」は松山のお菓子でしたね。

 

こちらのロビーでは、随時スタッフさんが飲み物を入れてくださるそうで、

オババはいただく機会がありませんでしたが、

相方さんは、湯上がりにビールを入れてもらって、寛いだようですよ。

 

レセプションデスクの横にはお洒落なショップもありました。

 

さてさて一息ついて、お部屋に案内していただきましたが、

館内のあちらこちらに飾り付けがなされています。

 

女将さんのコレクションだそうで、そのディスプレイの仕方がまた素敵なのです。

 

オババもリヤドロは大好きで、自宅のランプなんかもリヤドロにしていますが、お掃除の時はいつもヒヤヒヤ。

こんなに無造作に飾って引っ掛けないのかしら・・・とか、お花の間に埃がたまらないのかしら・・・と庶民の心配をしてしまいます。

 

そのほかにも、女将さんのセンスが感じられるものが随所に飾られていて、

 

季節が感じられる室礼がなされています。

 

こういう飾り方も素敵ですよね。

 

お部屋の様子は次回お伝えすることにして、

 

「別邸 朧月夜」には、すべての客室に温泉がついていますが、

相方さんが離れの露天風呂も利用しましたので、写真をアップしておきます。

 

露天風呂へのアプローチも風情があります。

 

「道後御茶屋」と称して、岩風呂と檜風呂の2つがあるようですが、

 

相方さんが利用したのは檜露天風呂です。

 

こちらが脱衣所で、

 

お宿の雰囲気とはちょっと異なるこういうものもありましたよ。