オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

大阪のホテルを勝手にランキング

大阪には、2年ほど住んでいたことがありますし、

お稽古に来たついでに、ホテルステイをしたりもしていましたので、

オババにとっては、多少馴染みのある場所です。

 

そこで今日は、大阪のお気に入りホテルをオババ好みでランキングしてみました。

 

第1位は、「ザ・リッツ・カールトン大阪」です。

(玄関ではなく、地下入口の写真ですみません)

 

多分国内では、プライベートでのオババの宿泊数が一番多いホテルです。

記録を取り始めてからでも14泊ですので、開業当初からだと、結構な数になっていると思います。

 

ロビーのこの雰囲気。

ヨーロッパのホテルを感じさせます。(アメリカのホテルだけどね・・笑)

開業当時はトキメキしかありませんでしたが、

マリオットの傘下に入ったりして、少しずつ雰囲気が変わって、

特にコロナ前は、大陸からの旅行客に嫌な思いをすることも多かったですし、

 

クラブラウンジも、

昔は、会話力のあるスタッフさんとのお話しが楽しみでしたが、

ここ10年くらいかしら、フードプレゼンテーション目的の宿泊客で溢れるようになって、雰囲気も変わりました。

 

数年前にリノベーションされてからは、

大好きだったラブリーな雰囲気も

 

クラシックな感じから

 

モダンな感じになってしまい、

最近はテンション下がり気味ですが、それでも、やっぱりオババの中では、いまだに1位です。

 

第2位は「インターコンチネンタルホテル大阪」です。

駅から直結でとっても便利。

 

お部屋はインターコンチネンタルらしいというか

 

シンプルで機能的です。

 

クラブラウンジは、お子様連れはレストランに案内するなどして、比較的大人の雰囲気が保たれていると思います。

 

第3位は「セントレジスホテル大阪」です。

 

セントレジスは、日本では、ここ大阪の本町にしかありません。

ニューヨークからスタートし、現在はマリオットの傘下にあるアメリカ系のホテルですが、

ロビーはアジア系のホテル?と思うような雰囲気で、

 

客室も、日本を訪れる外国人旅行客をターゲットにしているのか、ちょっと変わったアジアンチックな雰囲気です。

 

全ての客室が、17階以上に位置していますので、窓からの風景は存分に楽しめます。

 

湯田温泉の「松田屋ホテル」のランチ

湯田温泉の「古稀庵」の記事を書いていて思い出したお宿があります。

湯田温泉で1675年に創業し、350年近くの歴史を持つ「松田屋ホテル」です。

 

山口県といえば、松下村塾があった場所であり、幕末から明治期にかけては、日本を主導した錚々たる人々が集った所です。

 

この「松田屋ホテル」にも、坂本龍馬をはじめ、維新の志士たちが頻繁に訪れていたそうです。

 

江戸時代に築庭された日本庭園は、国の登録記念物に登録されているそうですが、その片隅には、維新の志士たちが会談をした場所とされる「西郷木戸大久保会見所」があります。

 

また館内には、「明治維新資料室」があり、見応えのある資料が残されています。

 

ちなみに山口県は、伊藤博文から、現在議論の的になっているお方まで、8名もの総理大臣を輩出しています。

(それが影響してかは定かではありませんが、130万人程度の人口の県でありながらも、新幹線の駅は5つもあります・・・余談)

 

「松田屋ホテル」には、一度宿泊してみたいと思っていますが、残念ながらこちらも、おひとり様が宿泊できるお部屋は制限があり、なかなか実現していません。

 

コロナ前の2019年の秋に、ランチだけいただく機会がありました。

 

先付けと前菜

 

お造り

 

松茸の土瓶蒸しと・・ウ〜ン何だったでしょうか・・・

 

茶碗蒸し

 

焼き松茸

 

松茸の天ぷら

 

松茸ご飯

 

これも何だったのでしょうかねぇ・・・

 

デザート

 

なにぶんにも月日が経っていますので、ほとんど記憶が薄れていますが、老舗ホテルならではの素晴らしいお料理とおもてなしであったことは記憶しています。

 

山口県「古稀庵」③夕食と朝食

古稀庵」の夕食は、お食事処でいただきました。

 

個室も何室かあるようでしたが、オババたちは、窓側のテーブルに案内されました。

 

2月にいただいたお食事ですが、詳しい内容は覚えていませんので、ご了承ください。

先付け。

 

前菜。

 

お造り。

 

これは山口ならではの岩国寿司ですね。

 

これは豚の角煮だったと思います。

 

海鮮のお鍋。

色からすると豆乳っぽいですが、ごめんなさい、覚えていません。

 

揚げ物は、これも山口ならではの金太郎(お魚)です。

 

活き穴子の酢の物に、

 

お肉もブランドなどは覚えていません。

 

あとはご飯セットと

 

デザート。

 

記憶が曖昧で、いい加減な記事ですみません。

山口だけに、獺祭の飲み比べをしながら美味しくいただいたことだけは覚えています。

 

翌朝も、同じお食事処でいただきました。

 

朝見ると、とっても素敵な会場で、スタッフさんから、お庭の散歩を勧められました。

 

朝食も、あまり記憶にありませんが、写真を見ると、なかなか美味しそうですね(笑

 

山口県「古稀庵」②部屋(露草)

素敵なロビーで一息ついて、

 

長〜い渡り廊下を

 

迷路のように案内されて、

 

たどり着いたのが「露草」のお部屋。

 

お部屋は52m2と、ロビーのゆったり感からすると、ごくごく普通。

 

和室が苦手なオババですので、実質この空間だけですからね。

 

でも、居心地を考えての心遣いが随所に感じられます。

 

テレビの下には、ガス式ですが、オシャレな暖炉。

 

奥のベッドの寝心地も良く、テレビもあります。

 

洗面台はダブルで、2月に訪れましたが、床暖房が入っていました。

 

独立したシャワー室があり、こちらにも床暖房が入っています。

 

そしてその奥に、源泉掛け流しの露天風呂。

 

で、この「露草」のお部屋の1番の特徴は、足湯があることです。

座椅子が置かれ、足拭き用のタオルも準備されていました。

 

ホッカホッカで、居心地バツグンのテラスで、

時候が良ければ、このテラスだけで過ごせそうです。

もう一度泊まりたいお宿:山口県「古稀庵」①

山口県湯田温泉にある「古稀庵」。

福岡からもアクセスしやすい場所にありますので、次回宿泊した時に記事にしようと思っていましたが、

こちらもおひとりさまでは宿泊を受け付けていないということを知り、再訪がいつになるかわかりませんので、記事にしておくことにしました。

 

お隣にある「ホテルニュータナカ」や、下関にある「ホテル風の海」とは同じ、田中金属のタナカホテルグループの経営になります。

 

お庭で白狐ちゃんたちがお出迎え。

湯田温泉は、600年もの歴史があるそうで、白狐が毎晩お湯に浸かりにきているのをお寺の住職さんが目にしたのが始まりだそうです。

 

玄関の重厚な扉の先にさらに重厚な扉があり、

 

開くと、素敵な空間が現れます。

 

天井も高く、

 

ロビーに入った瞬間に、癒しの時間が始まる感じがします。

 

横の飾り棚には、人間国宝の作家さんの萩焼が展示され、

 

裏側はライブラリーになっています。

 

2011年に開業した全16室のお宿です。

 

全室に源泉掛け流しの露天風呂が備え付けられていますが、

大浴場もあります。

 

内風呂に

 

露天風呂と、どちらもゆったりサイズです。

 

湯船に持ち込みOKのシェフ手作りのアイスもありますし、

 

これまた素敵な湯上がり処には、

 

湯上がりの喉を潤すものも準備されています。

 

新幹線の新山口駅からもタクシーで行ける距離と行きやすく、おひとりさまがOKなら、明日にでも行きたいお宿です。

・・と言っても、16室しかない素敵なお宿ですので、なかなか予約が取れませんが。

 

旅慣れた人は荷物が少ない・・・とは限らない

多分オババは、旅には慣れている方だと思います。

でもね、経験を重ねるにつれ、どんどん荷物が増えていきました。

 

最近は、宅配を利用したりもしますが、スーツケースを一つ送っておきながら、出かける時にはもう一つ・・・というあり様。

しかも肩には大きなバッグを下げてね。

 

若い頃は、本当に身軽でした。

学生時代に、北海道を一周した時も、小さなボストンバッグが1つだけだったと思います。

 

それが、いつの間にか・・・。

 

(元)夫と沖縄に行った時には、出がけに出会ったご近所さんからは、海外旅行と勘違いされたほど。

確かに、80リットルのスーツケースを持っていたら、海外としか思いませんよね。

 

若い頃は、クルクルっと丸められる服だけで十分でした。

観光やショッピングに夢中で、ホテルのグレードなんてほとんど気にしていませんでしたし、

食事もボックスミールを買い込んだり、せいぜいカフェレベルでしたから。

 

それでも何一つ不満はありませんでしたし、楽しかった思い出しか残っていません。

 

今から思えば、若い時には若い時の楽しみ方があったのだなぁ・・・ってね。

で、楽しめる時に、そういう楽しみ方をしていて、本当に良かったと。

だって、オババの年齢になると、動き回ろうにも体力的に無理だし、

B級グルメを食べ回ろうものなら、胃もたれ必至ですものね。

 

若い頃の楽しみ方があったからこそ、今の(ちょっとリッチな?)楽しみ方を楽しめるのだなぁ・・・とも思います。

 

・・・と、荷物の話に戻して、

 

年齢と共に、ホテルやレストランに目が行き始めると、

ファインダイニングでの夕食では、そういう服装も必要になってくるわけで、ヒールにイブニングバッグも準備しなくてはいけないでしょ。

朝食は朝食で、昼出歩く服装や、夜のドレスアップではおかしいので、軽めの服装も必要で、ミュールやポーチも準備することになります。

で、たった2〜3泊の旅行でも、靴やバッグだけで2つも3つもということになるわけです。

 

しかも、ホテルでのんびり過ごそうと思ったら、本や趣味の道具も持っていかなくては・・・となるしね。

 

今はどこに行ってもカジュアル化が進み、昔のように、ハイクラスのホテルにチェックインする時は、時計と靴に気をつけて・・なんていうこともなくなりましたが、

それでも、素敵な雰囲気のお宿やレストランには、少しでも、その雰囲気に溶け込む服装で出かけたいと思うオババなのです。

 

「素敵なホテルは、自分も素敵な雰囲気の一部になる必要がある。それが素敵なホテルを利用する時の客側の義務。」

遠い昔に学んだ言葉です。

 

若さが失せ、特におひとりさまで行動しようとすると、せめて服装や行動くらいはキチンとしておかなくては、雰囲気を楽しもうとしている方々に、不快な思いをさせますからね。

 

三重県「御宿The Earth」②部屋(オーシャンスイート)

お部屋は、“海に最も近く”という説明を見て、「オーシャンスイート」にしました。(写真はHPから)

「御宿The Earth」のお部屋の中では“最もシンプルなデザイン”のお部屋だそうですが、オババは和室は使いませんし、広さも61m2あるとのことでしたので十分でした。

 

部屋の扉を開けると、

 

本当にシンプルなリビングスペース。

4月に宿泊しましたが、床暖房が入っていました。

 

奥が一段上がって、和ベッドが置かれています。

 

テラスの横に半露天風呂があります。

 

窓の位置が高くて、立ち上がらないと外の風景は眺められませんが、

 

窓から覗くと、こういう風景が見えます。

温泉に浸かりながら眺められると良かったのですが、でも大丈夫。

 

海に最も近い「オーシャンスイート」のお部屋ですので、テラスからは、オババの好きな海の風景が存分に眺められます。

 

水平線が見えると、もうそれだけで幸せいっぱいです。

 

お料理も美味しく、居心地の良いお宿でしたので、真っ青な海の水平線を見に、もう一度訪れたいという想いはありますが、

九州から鳥羽駅まで行くだけでも大変で、さらにそこから岬の先までとなると、なかなか容易ではありません。

しかも、おひとりさまは受け付けないとなると、ますますハードルが上がります。

 

オババのノートに書き留められた泊まってみたい旅館のうち、半分は、おひとりさまお断りです。

夕朝食の提供を前提にしている旅館は、いたしかたないのでしょうね。