オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

日本三大稲荷を称する「祐徳稲荷神社」

嬉野市のお隣の鹿島市に、

日本三大稲荷の一つとされる「祐徳稲荷神社」があります。

”三大”と言っても、

稲荷神社の宗社である京都の「伏見稲荷大社」は間違いないにしても、

残り2社については、名乗りをあげているお社がいくつか(2つ以上)あるようです。

 

オババは神社に興味を持ってはいますが、

記紀神話に登場するような神々を中心に、

あとは八幡様や天神様くらいまでで、

稲荷神については、ほとんど知りません。

 

ただ、この「祐徳稲荷神社」には、どうしても来る必要があったのです。

 

というのも、

オババがまだ神社のことをほとんど知らない25年ほど前、

相方さんが事業を始めるというので、

なんとなく「お稲荷さん=商売繁盛」のイメージがあって、

相方さんと、事業成功の祈願に来ていたのです。

ですので今回は、事業を売却し、

無事終えられたことへのお礼参りというわけです。

 

神橋を渡って境内に向かいます。

風光明媚な場所に鎮座していらっしゃいます。

 

神池にかかる朱塗りの橋の先には、色鮮やかな楼門。

 

楼門内部の左右の随神は、

 

佐賀県ならではの有田焼です。

 

楼門をくぐると、正面に御神楽殿

 

で、御本殿はというと、こちらです。

 

京都の清水寺のような舞台造りになっています。

 

前回訪れた時にはなかったエレベーターもありましたが、

 

お礼参りですから、しっかり階段を登っていきます。

 

御本殿に到着しました。

とっても色彩豊かでしょ。

「鎮西日光」とも言われ、

先ほどの楼門も日光東照宮の陽明門を模していて、

実際に、日光東照宮の修復職人たちの手によるものだそう。

 

御本殿から下を見渡します。

 

しっかりお礼参りを済ませ、

今日はさらに上の奥の院まで行きます。

 

稲荷神社ならではの朱色の千本鳥居をくぐり、

 

こちらで杖をお借りして、

 

上へ上へと登ります。

 

実質20分ちょっと、体感1時間で到着しましたぁ〜。

 

横に新たな建物を建築中でした。

 

(少し霞んでいますが)

有明海までを見渡せる見事な景観です。

 

御朱印は参拝前に預けて、参拝後に受け取ります。

 

ずっと気掛かりだったお礼参りを無事済ませ、

これでちゃんと区切りがついたような気がします。

 

祐徳稲荷神社」は、タイ映画のロケ地としても有名で、

この日も日本人よりも、アジア系の外国人がたくさん来ていました。