このブログ「オババのトラベルジャーナル」では、オババが訪れた宿やレストランを中心に、お城や神社の要素を加えて投稿しています。
ただ、お城や神社というのは、日本全国に万単位で存在しますので、ある程度基準を設けて、
お城は、「100名城」や「続100名城」に選定されているものや、
小京都と呼ばれる城下町に限定して投稿していますし、
神社は、オババの愛読書の
と
に出てくる神社を中心に書いています。
その中でも特に興味を持っているのは『古事記』や『日本書紀』に登場する神々を祀った神社です。
・・・と前置きしたところで、
前回投稿したお蕎麦屋さん「こばやし 本店」は、「四柱神社」の境内と接した場所にあり、
昼食後の集合時間までに時間がありましたので、参拝してきました。
「四柱神社」の創建は明治と新しく、上記2冊の本にも取り上げられていませんし、オババも訪れるまでその存在も知りませんでしたが、
祀られているのが、この四柱の神様というではありませんか。
神話の中では、イザナキノミコトとイザナミノミコトによって日本が創られましたが、
「天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」は、日本が創られるはるか前、天上界に初めて現れた神様なのです。
つまり、日本の神話の中では、「天之御中主神」から世界が始まります。
「天之御中主神」の次に現れたのが、
万物生成の神と言われる「高皇産霊神(たかみむすびのかみ)」と「神皇産霊神(かみむすびのかみ)」で、
日本神話では、この三柱によって世界の素ができたことになっています。
この三柱に、日本人の総氏神である「天照大神(あまてらすおおみかみ)」を加えた四柱が、この神社には祀られているのです。
世界創生の最強の神々が祀られていますから、すべての願いが叶うそうです。
「こばやし 本店」を出たところに、「縁結びの松」があります。
二本の松が、根元で繋がっています。
「若返りの水」なんていうのもありますよ。
こちらが正面です。
拝殿です。
またまたバチ当たりのオババは、拝殿横から本殿をのぞいてみました。
神様がいらっしゃるお社は・・・と興味津々なのですよね。
御朱印を頂戴しました。
境内を出ると、女鳥羽川沿いに、長屋風の店舗が連なった「縄手通り」が延びています。
「カエルの街」なのだそうで、
このオブジェが「カエル大明神」のようです。