外資系を避けつつあったオババが、久しぶりに宿泊した「ザ・リッツ・カールトン」。
しかもオババの地元の福岡に誕生したということで、
かなり熱が入って書いています。
前回のこの続きです。
これは入口を仕切る扉のアップですが、とってもオシャレ。
この扉をズズズ〜ッと引っ張ると、バスルームの仕切りになります。
館内のデザインは、「博多織」「籃胎漆器」「久留米絣」といった地元の工芸品からインスピレーションを得ているとのことですので、
籃胎漆器からイメージしたものかもしれません。
部屋のデザインは、”無垢の木を基調に、華美な装飾を極力おさえたミニマリズムのデザイン”だそうで、
木の質感が感じられるお部屋です。
最近時々目にするタイプのこちらがドリンクバー。
上と下の取っ手が微妙にズレているのはこだわりかしら。
扉を横にスライドさせます。
アジャ〜、おまえもか・・・という感じで現れた金ピカ。
墨絵風の絵が描かれていますが、外資系でしばしば見受けられる金ピカです。
外国の方にとってはいまだに「黄金の国ジパング」なのでしょうかねぇ。
福岡といえば、最近は茅乃舎さんが勢いがあるようで、お出汁のスープがあります。
最近はペットボトルのお水を置いているホテルが減っていますが、お水はボトルタイプ。
封がしてあるので安心感はありますが、
おしゃれな感じがしながらも、結局は水道水をホテルで浄水器にかけてボトル詰めしているということのようです。
神経質なオババは、ついつい
これっていつボトル詰めしたのかしら・・・
なんてことが気になり、沸騰させて白湯で利用しました。
そんな過敏症の人は、¥800でペットボトルのお水を飲めます。オババはケチりましたが。
「ミニマリズムのデザイン」のシンプルな良さが感じられます。
「ザ・リッツ・カールトン」といえば、以前の大阪のファンシーファンシーした雰囲気が好きで、
(昔の大阪の写真です)
一休で販売されている部屋はひと通り泊まってみたりもしたのですが、
(昔の大阪の写真です)
その大阪もシンプル路線に変更になりましたしね。
(大阪の写真です)
時代に伴う変化ではあるのだと思いますが、
ラグジュアリーホテルの「ミニマリズム」に、ちょっと寂しさを感じたりもします。
ともあれ、新しくて気持ちの良いホテルですし、
ベッドにオットマンがあるのも嬉しいです。
マットレスは、しっとりとした沈み感があるタイプで、寝心地が良かったです。
窓側に置かれたカウチは、
オババが好きな座面が広いもの。
テーブルの上には、お茶の準備と一緒に、
宇美八幡宮にある和菓子屋さん「季のせ(ときのせ)」の最中がありました。
最中には、ホテル名が入っています。
実はこのお菓子が載せられているお盆、テーブルの上で作業をするのに横にずらそうとしたら、ビクともしないのです。
こういうものも接着しておかないと、持って帰る人がいるのでしょうね。
そうそうこれも。
器も敷台もしっかり接着されてました。
ようやく福岡にもこのようなホテルができたのかという感慨も大きく、
早速次の予約も入れました。
家近と言っても、こういう風景は、ここに来なくては見れませんからね。
高所恐怖症のオババですが、真下をのぞいてみたくなります。
夜景も、これまでの福岡のホテルでは見られなかった景色です。