書きかけの旅行記を2つ抱えたまま、年末年始で彷徨いましたが、
「ザ・リッツ・カールトン福岡」の宿泊記を先に仕上げたいと思います。
今日は部屋の様子を中心にお伝えします。
「天神ビッグバン」と称して、市内中心部を大改造中の福岡市。
空港が近く、76mだった建物の高さ制限を115mに大幅緩和して、
老朽化したビルを耐震強化して、次々に建て替えています。
その一環として、旧大名小学校跡地にできたのが、ショップやオフィスが入った25階建ての「福岡大名ガーデンシティ」で、
「ザ・リッツ・カールトン福岡」も、その中にあります。
福岡市にとっては、悲願ともいうべきラグジュアリーホテルの誕生ということでしょうか。
なんといっても2019年のG20誘致では、適切なホテルが少ないことを理由に、大阪に負けちゃったのですからね。
そこで高島市長さん、「ハイクオリティホテル建設促進制度」なるものまで作って、”高級ホテル”の拡充に頑張ってきました。
「福岡大名ガーデンシティの1階にホテルエントランス、3階にウェディング施設、
18階にロビーやレストランがあって、24階がクラブラウンジやスパなどの施設、
そして19階から23階に167室の客室があるようです。
188m2の「ザ・リッツ・カールトンスイート」をはじめ、75m2の「デラックススイート」など5種類のスイート20室と、
50m2のゲストルームが147室、計167室のホテルです。
今回オババが宿泊したのは、「クラブデラックスダブル ベイビュー」というお部屋。
フロアの部屋配置はこんな感じです。
下は北側の博多湾方向の風景を、
上は南区方面の住宅地とその奥に連なる山並を、
で左の部屋からはどうでしょうか・・・確認していないので分かりませんが、天神中心部の先に空港なんかも見えるのでしょうか・・・
なんせこれまでは、天神の高層部は存在しなかったのですからね。
これは客室に続く廊下。
明るい色調が印象的で、
部屋と部屋の間の壁に、和テイストの灯りでアクセント。
では、お部屋に入りますよ。
フフフ・・・ようやく福岡にもこういうホテルができたのですね。
入ってすぐの左手がドレッシングルーム。
入口は、扉で仕切ることもできます。
ダブルベイスンの洗面台の背後に、
化粧台が設けられています。
ガラスの壁の先が、レインシャワーとハンドシャワーが付いたバスルームになっていて、
奥の壁も一面がガラスになっています。
ブラインドで仕切るものだと思い込み、スイッチを探し回った結果、
部屋の入口の扉をスライドさせるということが判明しましたぁ。
アメニティー類は、化粧台の引き出しに入っていて、
バスソルトもありましたし、
歯ブラシと歯磨きが別々だというのがちょっと珍しいでしょうか。
ソープ類は設置型で、
そういえばリッツカールトンのアメニティは、AspreyからDiptyqueに変わったのでしたよね。
Aspreyもでしたが、男性的な香りというか、フローラル系や柑橘系が好きなオババはウ〜ンという感じです。
深みのある香りではあるのですが。
それに、こういうものもあって、
持って帰っちゃダメでしょうとは思うものの、
¥8,000なんて書かれてしまうとちょっと興醒め。
最近は、なんでも持って帰る人がいるようですね。
まぁこう宣言しておくと、後で登録カードから引き落とせますね。
そうそう、国内のホテルでは経験ありませんが、
海外のホテルでは、いつの間にか、結構カードから引き落とされています。
オババは食事代の二重請求(部屋づけとレストラン)を2回経験しています。
カード代の請求明細は、しっかり確認しましょうね〜。
・・・と、脱線してしまいましたが、
反対の右側は、ゆったりしたスペースのクローゼットになっています。
普通のゲストルームで、これだけゆったりしたクローゼットは、これまでの福岡にはなかったように思います。
引き出しは全部埋まっていて、
中を取り出せば使えますが、ここをベースに何泊かしようとするには、ちょっと足りないかもしれません。
引き出しに入っている部屋着は、フィット感のあるタイプ。
気持ちは良いのですが、下着のような感じです。
パジャマを持って来てもらいました。
クローゼットの横にある扉はトイレットです。
手前に引く方式で、結構重いので、これ以上歳を取るとトイレに行けなくなるかもぉ。
なんてアホなことを書いたところで、続きは次回に持ち越したいと思います。