一度は行ってみたいと想い続けた奥入瀬渓流に、ようやく訪れることができました。
しかも、奥入瀬がいちばん美しいと言われる紅葉のシーズンに!!
ただね、今年はとっても残念だったのです。
一つは例のクマ問題。
特に青森と秋田は、連日のようにクマ被害が報道されていたでしょ。
安全第一ということで、トイレ休憩以外はバスから降りることなく、車窓からの見学になってしまったのです。
この日のために、スニーカーとリュックまで準備していたのに・・・(涙
それからもう一つ。
ガイドさんや添乗員さんによると、今年の紅葉は色褪せているのだそう。
やはり温暖化と夏の異常な暑さが原因なのだとか。
まぁ、こちらについては、本来の鮮やかな光景を知りませんので、それなりに楽しむことができました。
ご存じのように、奥入瀬渓流は、十和田湖から唯一水が流れ出しているところで、
十和田湖の子ノ口から焼山までの14kmの渓流です。
「ブラタモリ」では、「瀑布街道」とも言われる奥入瀬渓流の滝を中心に語られていましたが、
奥入瀬渓流には14もの滝があるのだそう。
バスの中から、滝が見えるたびに、ガイドさんが説明をしてくださいましたが、
木々の間から瞬間的に見える滝を撮るのは難しく、オババの写真は全滅でした。
車窓からとはいえ、奥入瀬ならではの景観は十分に楽しめました。
十和田湖の船着き場近くで、しばしバスを降りての休憩です。
カルデラ湖の中に、もう一つ火山活動によってカルデラ湖ができた二重カルデラ湖・・・と「ブラタモリ」でも言っていました。
おそらく、これが御倉半島で、この向こうに二つ目のカルデラ湖である中湖があるのかと。
水深が日本で3番目に深く、広さが12番目の湖だそうです。
帰りもバスは奥入瀬渓流沿いの同じ道を走り、途中「石ヶ戸休憩所」に立ち寄りました。
「石ヶ戸」とは岩屋のことで、昔「鬼神のお松」と呼ばれた盗賊が、ここを根城にしていたとか。
長年想い続けて、ようやく訪れることができた「奥入瀬渓流」でしたが、
クマ問題で、吹き溜まりのように旅行客がいる場所でしか下車できませんでした。
リュックを背負って、渓流沿いを散策することを夢見ていただけに、とっても残念。
散策をしているツアーもたくさん見かけましたが、オババが参加したツアーは、安全第一派でした。
クマとの共生が課題になっている昨今、のんびり散策できる日が再び訪れるのか、
足腰が丈夫なうちに、次回は新緑の奥入瀬でリベンジができると良いなぁ。。。。。