オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

【兵庫】城崎温泉のおもてなしのお宿「西村屋 本館」

泊まってみたいお宿として、かなり前からオババの旅ノートのリストに載っていた「西村屋 本館」。

ようやく宿泊する機会が訪れました。

 

城崎温泉駅に到着すると、

 

特急列車の到着時間に合わせ、各旅館の送迎車やら旅館組合の乗合バスやらが待機していて、

観光協会のスタッフの方が、降りてきた客を手際よく振り分け、

あれよあれよという間に、オババたちも西村屋さんのバスに乗り込んでいました。

 

駅から5分ほどで「西村屋 本館」に到着です。

スタッフさんが何人も門の外で待っていて、車に駆け寄って荷物を運んでくださいました。

 

創業160年のお宿です。

 

玄関を入ると、フワ〜ッと心地よい香りが漂ってきました。

 

お香が焚かれていたのですね。

 

グルッとお庭を囲むような形で建物が建てられています。


こちらはロビーラウンジで、

 

奥にはライブラリースペースもあります。

 

自由にいただける飲み物もいろいろ取り揃えられていて、

オババは翌朝コーヒーをいただきましたが、

 

相方さんは湯上がりに飲んだ水出しコーヒーが美味しかったとか。

 

置かれている家具の一つひとつが素敵で、居心地の良さを演出してくれます。

 

館内からお庭に出ることもでき、

 

年月を経たお庭だからこその

 

風情が感じられます。

 

池には見事な鯉がたくさん泳いでいました。

 

歴史のあるお宿ですので、資料館もありましたよ。

 

犬養毅ゆかりの硯をはじめ、

魯山人の陶芸や地元の工芸品などが展示されていました。

 

館内には「吉の湯」「福の湯」「尚の湯」の3つの温泉がありますが、

現在客室の一部が工事中のようで、その影響か「尚の湯」は使えませんでした。

 

「吉の湯」と「福の湯」は、昼(夕)と朝で男女入れ替えになっています。

 

こちらが「吉の湯」。

湯船だけでなく、天井も壁もすべて檜が使われているそうです。

 

「吉の湯」の脱衣場です。

 

こちらが「福の湯」。

タイル敷の丸いお風呂で、窓もまん丸です。

中国の舗地のイメージを取り入れたのだとか。

 

「福の湯」の脱衣場です。

 

城崎温泉では、温泉資源を守るため、お部屋のお風呂には温泉を使っていないそうですので、お気をつけくださいね。

 

ロビー横にはお土産売り場もあります。

 

これが「西村屋 本館」の模型です。

 

次回はお部屋の様子をお伝えします。