オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

【宮崎】「北郷 音色香の季 合歓のはな」:夢

今日はツアー3日目のお宿、宮崎県日南市の「北郷 音色香の季 合歓のはな」の様子をザザッとお伝えします。

 

車がないとちょっと不便な山あいの中に佇む全10室の離れからなるお宿です。

 

お宿のHPから館内図をお借りしましたが、今回オババがアサインされたのは、レセプション棟から一番離れた「夢」というお部屋でした。

 

1月のあの大寒波の雨の日に、周囲が暗くなってから到着し、

レセプションからもレストランからも一番遠い離れに一人で宿泊。

 

そういうこともあって、残念ながらオババには、寒かったという印象しか残っていませんが、

季節さえよかったら、あるいは、

若いカップルやファミリーであれば、きっと楽しめるお宿だと思います。

 

レセプション棟。

 

横にはショップがありました。

 

これは翌朝撮った写真ですが、オババのお部屋は遠かったですぅ。

 

厳寒の雨の中、山道のような暗い小道を傘をさして、一人でレストランやレセプションを往復するのは、

 

日が暮れてから出歩く習慣のないオババには、

不気味でもあり、ちょっと辛かったです。

 

お部屋は、リビングスペースに、

 

ベッドルーム。

この2部屋が玄関入って左半分にあり、

 

それから、写真を撮り忘れましたのでHPからの部屋図を載せますが、

この図の上半分の玄関横にあるベッドルームは、写真を撮っていませんが、確か和室だったように思います。

 

その左部分が水回りで、広いメイクアップスペースと、

 

奥の入り組んだところにダブルの洗面台とトイレットがあります。

 

ネッ、今風のオシャレなお部屋でしょ。

でもね、お部屋までの距離に加え、

寒かったという印象しか残っていないのですよねぇ・・・・。

 

というのも、

200m2もある広いお部屋ですが、暖房は、左のリビングルームとベッドルームの間付近の壁に、家庭タイプの後付けのエアコンがあるだけ。

床暖房はなく、床や建具もそこそこなもので、

洗面台やお手洗いに行くのもコートを引っ掛けていくくらい寒かったです。

 

バスルームは洗面台のさらに奥。

しかも不必要に広く(笑

 

お風呂にお湯を張ったり、シャワーでお湯を出してみたりしましたが、

外の景観を楽しむためなのか、薄〜いガラス戸のみで仕切られたバスルームは一向に暖かくならず、

ヒートショックを恐れて、結局お風呂には入らずじまいでした。

 

全室露天風呂付きとあっても、

この冬一番の寒さの日には、お湯に被せられた筵をとっているだけでも凍えそうです。

(翌朝撮った写真です)

 

他の参加者の方も、急いでシャワーだけかかったという方や、

オババ同様に入るのを諦め、「温泉に来て温泉に入れないなんてね」とおっしゃる方も。

 

ダウンを着込んで、暗くて寂しい小道をトボトボと夕食に向かいました。

 

全10室のお宿ですから、団体客向きではないようで、

狭いお部屋に10名ほどが詰め込まれ、

コートをかける場所がなく、膝に抱えてのお食事でした。

中には、コートを着たまま召し上がる方もいらっしゃいました。

 

とは言っても、お料理はとても美味しくいただけました。

まずは先付けの甘鯛蕪蒸し。

 

前菜。

 

真鯛のお吸い物。

 

日向灘で獲れたお魚のお造り

 

お魚料理は鰆と牡蠣。

 

そして、熱した石で自分で焼く宮崎牛

ただね、ここで問題が。

しめきったお部屋で皆んなが一斉にお肉を焼くと、

膝の上のダウンにしっかり焼き肉の香りが染み込み、

帰宅後、クリーニング代に8,000円もかかりましたワ〜(笑

 

お凌ぎは蕎麦のあんかけ。

 

ご飯はお粥でした。

夕食でお粥が出されたのは初めてかもしれません。

 

デザートはクレープでした。

 

こちらは朝食です。

朝食も同じ会場でいただきました。

 

2段プレートの上段と

 

下段。

 

こういうお料理の出し方も、やっぱり若い方を意識していそうですね。

 

お宿に問題があるわけではなく、

たとえ少人数のツアーでも、(シニアの)団体で利用するお宿ではないようです。