オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

【愛媛】シンプルだけどホッコリ感のある「道後御湯(みゆ)」

相方さんのリクエストで、37〜8年ぶりに訪れた道後温泉

道後温泉では、オババの旅行ノートにも書き留められていたお宿に2連泊しようと思っていたのですが、

あいにく1泊目が満室。(後から伺った話によると休館だったそうです)

 

荷物を持ってウロウロしたくないなぁ・・なんて思いながらチェックしていると、

ちょうど斜め前に、良さげなお宿がありました。

それが今回宿泊した「道後御湯(みゆ)」です。

 

1953年に「旅館宝荘」として開業し、長らく「宝荘ホテル」として営業していたようですが、

2018年に、”現代湯治”をコンセプトに、全30室の「道後御湯」にリニューアルしたそうです。

 

HPには、

全室に露天風呂と松山城側にテラス付いていて、宿泊者は中学生以上に限定、

建物は”簡にして素”の美と機能性を大切に、主役は”おせったい(=おもてなし)”・・・

なんていった内容が書かれています。

 

でもね、実を言うと、ほとんど期待していなかったのです。

 

外観がこんな感じでして、

ああ、今風の”ハリボテ(失礼!)”風のお宿かなぁ・・・なんて思っていたのです。

 

それでも良いワと思って選んだ「道後御湯」でしたが、

設備に関しては、HPに記載があった”簡にして素”の良さを実感できましたし、

スタッフさんも、積極的な声がけをしてくださり、素朴ながらも温かみのある対応をしていただき、

予想をはるかに超える心地良い滞在ができました。

 

玄関を入ったロビーの様子です。

 

ここで、お茶とおしぼりを出してくださいました。

 

一見すると、殺風景に見えるロビーですが、

 

”日本人の身体感覚と調和する座り心地”を求めて、国産メーカーの家具を取り揃えているそうで、

家具の良さはもちろん、座席間の空間の取り方なども、見た目以上の居心地の良さが得られます。

 

奥にはライブラリーがあり、

こちらの家具は、地元の若手職人さんのオリジナルなのだそう。

 

飲み物のコーナーも設置されています。

 

天然素材で作られた巨大なリースのようなものが積み上げられていて、

 

なんだか素敵なスペースがあるなぁと思っていたら、

 

こちらは販売用のディスプレイのようです。

 

こちらはロビーの入口付近にあるショップ。

 

すべての客室に露天風呂が付いていますが、最上階の8階には大浴場もあります。

 

またまた写真を撮るだけで利用しませんでしたが、

ビューバス(温泉)で、

 

設備もなかなか。

 

大浴場を出た所にはスカイラウンジがあり、

 

外にテラスもあって、はるか遠くではありますが、松山城を望むことができます。

 

飲み物やアイスキャンディーも用意されています。

 

相方さんが入浴中は、こういうお菓子をいただきながら、

松山城を眺めたりして、こちらでのんびり過ごしました。