オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

【広島】「汀邸 遠音近音」の朝食と鞆の浦散策

「汀邸 遠音近音(をちこち)」で迎えた翌朝も、残念ながら空は厚い雲で覆われ、青い空と青い海の風景は得られませんでしたが、

弁天島」や「仙酔島」を目の前にした穏やかな景色には癒されました。

 

朝食も夕食と同じダイニング「颯(SOU)」でいただきます。

 

爽やかな柑橘系のジュースからスタートして、

 

和食か洋食の選択でしたが、チェックイン時に二人とも和食をお願いしていました。

なかなかの品揃えで、どれも美味しくいただきました。

 

何度も福山駅で下車していながら、これまでは沼隈半島の反対側の「ベラビスタ スパ&マリーナ尾道」に行っていましたが、

今回ようやく「汀邸 遠音近音(をちこち)」に宿泊することができました。

一度泊まってみたいと思い続けていたお宿でした。

 

雑誌では、真っ青な空や海を背景にした窓からの風景や、

(空や海の色は違いますが、構図はこんな感じです)

 

再生した日本家屋の写真の掲載が多く、

 

宿泊棟が別棟だと知って「あら、そうなの」とちょっとガッカリしたのは事実ですが、

瀬戸内らしい長閑な雰囲気も楽しめましたし、お食事も美味しく、良い滞在ができました。

 

思いのほかに良かったのが鞆の浦の町の雰囲気です。

・・・と言っても、お宿の周辺をちょっとだけ散策しただけですが。

 

鞆の浦は、瀬戸内海のちょうど真ん中辺りに位置していて、

この周辺で潮の流れが変わることから、古くから、”潮待ち、風待ちの港”として栄えたのだそうです。

 

鞆の浦といえばこの風景を思い出す方も多いのではないでしょうか。

 

町のシンボル的な存在「常夜燈」です。

もちろんこれも良いのですが、

 

町並みが期待以上に素敵でした。

 

レトロっぽいというか、昭和チックというか・・・

 

観光客目的のようなお店もありますが、

 

こういう昔ながらの街並みに、上手に溶け込んでいます。

 

なんとなく尾道みたいでしょ。

観光客でごった返していないところも気に入りました。

 

鞆の浦の名産品に「保命酒」があります。

 

もち米と麹米を原料にしたアルコール度40%のお酒で、

16種類の薬味がつけ込まれているそうです。

養命酒」のようなものかとお尋ねすると、

薬用ではなく、あくまでもお酒なのだとか。

 

相方さんが保命酒をオババがみりんを買って帰りました。