海の風景が大好きなオババですので、海沿いに建つホテルや旅館には、必ず目がいってしまいます。
そんな中、かなり前から気になっていたのが、今回宿泊した「汀邸 遠音近音」です。
確か雑誌で、窓越しに瀬戸内の島が見える写真を見たのが最初だったと思います。
ちょうどこんな感じの写真でした。
ネッ、そそられるでしょ。
その時の写真は、海も空も真っ青で、もっと素敵でした。
予約受付が2名からになっていたので、なかなか機会が得られず、今回ようやく念願達成というわけです。
平成22年に開業したお宿ですが、前身は江戸時代に開業した「宿屋 籠藤」だそうで、現在は「ホテル 鷗風亭」をはじめ、鞆の浦で4軒の旅館を経営しているのですって。
チェックインに合わせての時間だったこともあり、グループのお宿の宿泊客が一緒ですので、荷物の置き場がないくらいの満席でした。
昔ながらの港町に建つこちらのお宿です。
手前に「宿屋 籠藤」を再生した日本家屋があり、
奥に見えている建物が宿泊棟になります。
日本家屋の部分が玄関になっています。
中に入ると、とっても素敵。
「宿屋 籠藤」には、十返舎一九や井伏鱒二などの文人も訪れたことがあるそうです。
梁も立派です。
当時の建物から持ってきたのかスタッフさんにお尋ねしましたが、ご存じなくて分からずじまい・・・。
こちらの建物に宿泊施設があると良いのに・・なんて思いながら、
渡り廊下を通って宿泊棟に向かいます。
中庭も風情があります。
夜間はライトアップされるそうです。
宿泊棟のロビーはこじんまりとしていて、
毎回どなたかが寛いでいらっしゃいましたので、写真は滞在中にこの1枚しか撮れませんでした。
左にちょこっと写っているお船が、仙酔島を行き来する「平成いろは丸」です。
ウフッ、窓辺にカニさんがいますね。
このロビーでお茶とクッキーを出していただきました。
ロビーの一角にドリンクカウンターが設けられています。
ショップもロビーの横にあります。
こちらが館内図です。
5階に貸切風呂が2つあって、相方さんが利用しましたので、写真だけ撮らせてもらいました。
・・・と言っても、湯気でよく見えませんね。
お部屋の様子は次回お伝えします。