「汀邸 遠音近音(をちこち)」の夕食は、1階のロビー横にあるダイニング「颯(SOU)」でいただきます。
窓側の素敵な席に案内してくださいました。
ここにもウッドデッキがあるのですね。
フフフ・・ナプキンがお船の形です(献立を外して写せばよかったですね)。
「いろは丸」の札もかかっています。
今夜は珍しく白ワインをお願いしました。
ケンゾーエステートの「あさつゆ」です。
前菜。
3種が盛られていて、
これは牡蠣オイル漬けと蛸旨煮。
尾道のパパイヤとトマトの自家製ピクルスも添えられています。
菊菜と地元のマスカットの白和え。
枝豆饅頭もにも湯葉と三良坂チーズが使われていて、
・・・と、和食でありながらも、洋のテイストが加えられていて、
ホント、白ワインが合います。
お造りは盛り付けがアートですね。
真ん中の紫大根が満月を表していて、
火が灯された行燈も、お大根でできています。
次のお鍋は、
きのこ檸檬鍋で、
「紅葉鯛」をしゃぶしゃぶしていただきます。
「旬の一品」として出されたのは、
瀬戸内産の穴子でした。
鱧と広島ムール貝の南蛮漬けのハーブオイルかけ。
広島でムール貝が取れるのですね。
そしてメインの黒毛和牛の柚子味噌焼き。
お肉の上には、さつま芋の春巻きがのっています。
右側のお料理は、柿の天ぷらです。
鯛の釜飯をいただく時にはお腹いっぱいで、
それでも見たら食べたくなって、ほんのちょっとだけよそってもらいました。
お椀代わりの土瓶蒸しが出され、
お茶漬けにしていただくのだそう。
デザートは、梨のコンポートとお月見団子。
梨のコンポートには、鞆の浦名産の「保命酒」ゼリーが添えられています。
和食の要素に洋のテイストが加わり、
それでいながら和食の良さが保たれている美味しいお料理でした。
ここでお料理はおしまいなのですが、
予約時に厚かましくも、相方さんの誕生旅行ということを伝えていましたら、
(特に”強要”していたわけでなく・・イヤイヤ、ちょっとだけ期待していたカモ・・笑)
エヘッ!お祝いしてもらいました。
この時撮った写真をメッセージ付きのカードにしてプレゼントしてくださいました。
お心遣い、本当にありがとうございました。