徳川家康をたどる静岡発の2泊3日のツアーに参加し、
日本平での前泊を加えた3泊4日で、
東海地方の静岡、岐阜、愛知に行ってきました。
オババは、人間形成に重要な幼少期をアメリカで過ごしましたので、
言語を含め、日本文化とアメリカ文化の間で、揺れ動きながら成長しました。
20代後半からは社会学系の学問に興味を持ち、人権問題をはじめ、西側の考え(の中でも先進的な考え)の中で生きてきましたが、
社会生活から引退し、残りの人生の生き方を考えた時に、もう少し日本を知ってから死にたいと思いました。
そこで着目したのが「神社」と「城郭」で、決して若い頃から興味があって、知識を蓄積してきたわけではありません。
今回はお城つながりで、「天下人と戦国時代の東海地方」という雑学観光ツアーに参加しましたが、
元々の知識がほとんどありませんし、大河ドラマ「どうする家康」も観ておらず、
戦や君主的権力者には嫌悪感を示すオババです。
遠い昔の学生時代に、山岡荘八の『徳川家康』は読んだことがありますが、
あの超長編を読んだ自分は凄かったナと思うだけで、内容は一切覚えていません。
そういうわけで、ツアー参加の3日間に関しては、周囲の方々の知識や関心の深さに圧倒され、
初日から、場違いなツアーに参加してしまったと感じながら過ごしました(笑
今回の旅行は、
まずは博多駅の「やま中」さんで、いつもの「かすみ寿司」を買い込み、
「のぞみ」で名古屋駅まで向かいました。
行きのお伴はこちらの本。
その後、「ひかり」に乗り換えて静岡駅に。
静岡駅前からホテルのシャトルバスに乗り、
「日本平ホテル」で前泊しました。
駿河湾を見渡す絶景が楽しめるホテルで、
翌朝には富士山も姿を現してくれました。
ホテルの様子は、また後日お伝えしますね。
ツアーについても、これから少しずつ書いていこうと思っていますが、
参加者12名が、全国各地から静岡駅で集合し、
1日目は、家康が幼年期、壮年期、晩年の3回も過ごしたとされる駿府城と、
17年間在城したとされる浜松城を訪れ、
浜松駅前にドド〜ンと建つ45階建ての「オークラアクトシティH浜松」に宿泊。
2日目は、家康の故郷である岡崎の龍山寺や
龍山東照宮、
幼少期に手習いに通い、
徳川歴代将軍の身長と同じ高さの位牌が安置された大樹寺を訪れ、
犬山城の麓にある「灯屋 迎帆楼」に宿泊しました。
3日目は、天下人となった関ヶ原と
ツアーは名古屋駅で解散となります。
そのまま再び「のぞみ」で博多まで帰ってきました。
帰りの列車で読もうと、こういう本も持って行っていましたが、
単行本というのが災いして、キャリーに入れたまま宅配便で送ってしまい、
ホテルで少し読んだだけでした。