オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

城崎温泉で創業80年の寿司店「をり鶴」

「出石」の投稿で書いたように、今回の城崎温泉旅行は、相方さんが、豊岡の後輩の事業所をサプライズ訪問するのが一番の目的でした。

 

後輩の仕事の邪魔にならないよう、旅行2日目の昼前の空いていそうな時間帯に、アポなし訪問をして、相方さんの目的を達成。

仕事中でしたので、話したのは数分でしたが、その時に、

城崎温泉に泊まっているなら“をり鶴”に行くと良いですよ」と言われていました。

 

今回は夕朝食付きでお宿を予約していましたから、また次の機会にということで、情報の一つとしていただいていました。

 

「をり鶴」は、「西村屋 本館」や「三木屋」と同じ通りに面していて、「三木屋」から駅に向かってわずか数分の場所にあります。

 

翌朝、お宿をチェックアウトして、ぶらぶら駅方向に歩いていると、「をり鶴」に暖簾がかかっているのを発見!

 

とは言っても、遅めの朝食を食べたばかりでお腹はいっぱいです。

たまたま前を通られたお店の方に、「2〜3貫だけつまませてもらえますか?」とお尋ねするとOKとのこと。

店内に入らせてもらいました。

 

創業は昭和17年だそうで、大将は3代目のようです。

 

口数の少ない真面目な方ですが、優しい雰囲気のお人柄で、握っている写真も、快く撮らせてくださいました。

 

平日の11時過ぎの開店直後の時間だったので空いていましたが、普段は待つことの多い人気店のようです。

 

初めてのお店だったので、上握りでお願いして、1皿を2人でいただくことにしました。

オババが好きなものを2〜3貫選んで、あとは相方さんに。

 

江戸前よりは、オババが普段慣れ親しんでいる九州の握りに近くて、

日本海の新鮮なネタを美味しくいただけました。

ごちそうさまでした。

 

この後、城崎温泉の街並みを楽しみながら、

 

のんびり駅に向かいました。

 

城崎温泉に来ておきながら、外湯に出かけることもなく、ライトアップの街並みを見ることもなく過ごしましたが、

城崎温泉を代表する2つの老舗旅館を泊まり歩き、ここ最近のインバウンド用に建てられた温泉旅館では得られない、ほっこりとした温かい気持ちになって、特急「はまかぜ」に乗り込みました。