今日は「西村屋 本館」で宿泊した「羽衣」のお部屋の様子です。
「西村屋 本館」のお部屋は全部で34室。
1号館から5号館(平田館)まで、少しずつ建て増しされていったようです。
そしてここ最近は、2部屋を1部屋にして、ベッドのある和洋室にリノベーションしたりもしているようです。
老舗とはいえ、時代の流れに対応していかなくてはいけないのですね。
そういうオババも、もともとお布団が苦手なうえ、年齢的なものも加わって、ベッド付きの和洋室のお部屋を予約しました。
玄関を入って、
入社してまだ間もない若い男性スタッフさんに、館内を案内していただきながら、お部屋に向かいます。
お庭に面したお部屋が左側に並び、右側の窓の外は崖になっているようです。
まだまだズンズン進みます。
廊下の真ん中の板張りは、荷物を運んだり、配膳やお掃除のカートが通るためにあるようです。
平田館の手前のエレベーターを2階に上がった「羽衣」のお部屋が今日のお部屋。
4号館の2階になります。
お部屋に入ってすぐのお部屋が和室になっています。
お庭に面した広縁があり、
床の間のある趣ある和室です。
この広縁のスペースがあるだけで、癒し度がアップしますよね。
夕食は部屋食ですので、本来ならこちらの座卓に用意してくださるのでしょう。
ただ、相方さんは腰に、オババは膝に少々の問題を抱えています。
座卓での食事となるとチト辛いものがあります。
まぁ1食ですので、我慢しようかとも思いましたが、
このクラスのお宿であればきっとできるはず・・・と思って、何気〜にお尋ねすると、
フフフ・・・やっぱりしていただけましたぁ〜。
ササッと、テーブル仕様にしてくださいました。
常連客でもないのに、お手数をおかけして申し訳ありません。
お陰様で、より快適な滞在となりました。
テーブルを入れていただいたところで、落ち着いて、お抹茶とお菓子をいただきました。
こちらのお部屋は2021年に、2つのお部屋を和洋室のお部屋にリノベーションしているようです。
広縁の奥に、
隠し部屋のような書斎が設けられていました。
部屋の入口から入った廊下に沿って、バーカウンターやクローゼットが設けられています。
冷蔵庫の中はコンプリメンタリー・・と言っても、今回もお水以外はいただく機会がありませんでしたが。
和室の隣がベッドルームになっています。
こちらの壁にもテレビがあります。
ベッドルームの窓からは、このような風景が眺められます。
和室やベッドルームと並んで、さらに奥のスペースに、ダブルベイスンの洗面台があります。
備え付けの化粧品のほかに、
ギブアウェイ用に、オムニサンスのスキンセットがあるのも嬉しいところ。
よく見ていませんが、男性用のスキンセットも準備されていましたよ。
そしてバスアメニティは、な・ん・とゲランでした!!しかも75mlサイズ。
フェラガモ、エトロ、ブルガリなどは時々見かけますが、ゲランは初めてです。
最近はホテルでも、エコを理由に備え付けタイプが増えていますし、まして旅館でお目にかかれるとは!
フレグランス系の心地よい香りがしましたよ。
洗面台の奥に檜風呂の浴室があります。
広い窓が設けられ、温泉と信じ込んで気持ちよ〜く入浴したオババですが、
翌朝入った相方さんが「温泉っぽくない」と言ったもので、調べてみると、
城崎温泉では、温泉資源を保護するため、どの温泉旅館でも、客室には温泉を使用していないのだとか。
HPにも「沸かし湯(白湯)を使用しております」との記載があります。
最近は過剰掘削で、温泉が枯渇していると聞きます。
オババもついつい温泉付きのお部屋を好んで予約していましたが、
そうですよね、温泉資源こそ大切に守っていかなくてはいけませんね。