やど紫苑亭での朝食は、夕食と同じく「紫季」にある個室で、
参加者4人が1人ずつ、それぞれの個室で食事を楽しみました。
1泊目の朝は和食を、2泊目は洋食を出していただきました。
和食も洋食も、目覚めのドリンクからスタートします。
このトマトジュースが半端なく美味しかったです。
オババは、ホテルの朝食などでも、メニューに載っていなくてもトマトジュースをお願いすることが多いのですが、今回いただいたトマトジュースは、今までいただいた中でも、かなり上位の美味しさでした。
こちらは1泊目にいただいた和朝食。
お重の中は、こちらが上の段で、
こちらが下の段。
これに焼きたてのノドグロ。
これがとにかく美味しくて、ツアー客の中には、販売していないか尋ねたという人もいました。(自家製の特別のもので、分けてはもらえなかったようです)
オババのイチオシは、フワフワの卵焼きと
お野菜の煮浸し。
お出汁の味がお野菜と、とても良くマッチしていました。
左にあるソースをつけていただきます。
お米(ご飯)も美味しかったです。
2泊目にいただいた洋食は、こんな感じです。
やはりお野菜のおいしさが印象に残ります。
昼食やツアー3日目の観光の様子は、来年に持ち越してお伝えすることにして、「やど紫苑亭」については、一応ここで締めたいと思います。
今回のツアーは、企画なさった会社が、お宿での滞在時間も重視してくださっていて、観光の時間とお宿で過ごす時間の配分がとても良く、お陰で、ゆっくりお宿を愉しむことができました。
昨年オープンした新しいお宿で、最近(特に外資に)ありがちなドド〜ンという華やかさやゴージャス感とは違って、日本のお宿ならではの細やかな配慮が感じられるお宿でした。
料理長さんが支配人も兼ねていらっしゃることもあり、「美食のお宿」であることは間違いありません!!
松葉ガニだけでなく、すべてが美味しかったです。
また、“料理長=支配人”という影響か、厨房のスタッフさんが食事中はもちろん、出迎えや見送りなども、より積極的に接客なさっていたのも印象的でした。
(知識豊富なベテランさんならともかく、見習いさんまでがとなると、客側としては気になることも多々ありましたが、彼らにとっては客と多く接することで、学ぶことも増えると思いますし、成長後が楽しみなところ)
最近は、外資のお宿が増え、日本のお宿もどんどん買収されているようです。
また、日本人の経営するお宿でさえ、インバウンドしか見ていないなぁと思うことが増えました。
そういう中で、「おやど紫苑亭」は、頑張れニッポン!!と応援したくなるようなお宿でした。