再びお宿の話題に戻って、今日は「望楼NOGUCHI函館」でいただいた朝食についてです。
朝食は、2階のお食事処でいただきます。
個室のようにこまかく区切られ、外から食事の様子が見えないようになっています。
(最近は個室スタイルが増えましたね)
本来は、和食と洋食の選択ができるようですが、ツアーで指定してくださっていたのか(それともオババの記憶力に問題があるのか)、尋ねられることなく和食が準備されていました。
リンゴジュース、野菜ジュース牛乳の3種類の飲み物と、
サラダ。
テーブルマットが時刻表なのが面白いですね。
その後はまとめて並べてくださり、
しゃぶしゃぶのお鍋に火をつけてくれました。
普段オババは一人の食事であっても、
案内してくださる方と軽い会話をしながらテーブルについたり、
お食事が運ばれてきても、
「美味しそうですね」とか「これは○○ですか?」なんてリアクションを示しながら、
(迷惑にならない程度に)スタッフさんとお話しするのを楽しんでいます。
ところがですねぇ・・・(朝食時間帯のみの“パートさん”だと思われる)中年女性の方が担当してくださったのですが、
入口からテーブルまでの移動で、オババが「すべて個室になっているのですね」と話しかけると、
「はぁ?」と聞き返すような一言を発して、そのままスタスタと個室に誘導し、
お料理を並べてくださる時にも「お魚は何ですか?」と話しかけても、
完全スルーで、
「終わったらベルを押してください」とご自分の言うべきことを言って出ていかれました。
何だかなぁ・・・と思いながら、黙々と食べて、終わったのでベルを押したら、
デザートを持ってきてくださいました。
さすがにオババも、もう話しかけたりしませんよ〜。
担当の方も(話しかけられないようにか・・笑)ササッと置いてササッと出て行かれたので、
オババもササっと食べて、早々に引き上げました。
今回いただいた朝食は、こんな感じです。
一つひとつ説明しなくても良いように、詳しく書かれています。
担当してくださった方にとっては、客との会話は想定外というか、その方の仕事の中には含まれてなかったのでしょうね。
言われたとおりに客を席まで案内して、ミスなくお料理を運ぶことが、この方にとっての“任務”のすべてだったのでしょう。
シャキッとした感じの方でしたし、動作も丁寧でした。
まぁ、オババのような女性一人客は少ないでしょうし、話しかける客という方が特殊だったのでしょうね。
コロナ以降に感じる旅館業の変化をここでも感じたオババでした。
・・・と、気分が下がるようなことを書いてしまいましたが、
「望楼NOGUCHI函館」は、日本人にも外国人にも受け入れられそうな、“今流”のとってもスタイリッシュなお宿でした。