以前、クラシックホテルの記事で書きましたが、
第二次世界大戦以前に建てられ、
その建物を維持(改修、復元を含む)、
文化財や産業遺産などの認定を受けている
などの条件を満たした9つのホテルで構成されている、「日本クラシックホテルの会」なるものがあり、今回利用した「東京ステーションホテル」もその9つのホテルの一つです。
仕事をしていた頃は、超多忙の日常から逃避し、ホテルに籠ってひたすらのんびりするのが旅の目的でした。
還暦目前で生活環境が一変し、ホテルに籠ってボ〜ッとするだけじゃいかん!と思って追加したのが、お城と神社で、
さらに、急速に変化していく時代の中で、改めて見直し、新たに旅の目的に加えたのがクラシックホテルです。
今回のホテルステイは、オババがクラシックホテルに目を向け始めて、最初に宿泊したホテル。
そこで今さらですが、「クラシックホテルパスポート」を購入しました。
ブックバンドがついたA5サイズのノートで、
チェックイン時にフロントで、購入希望を伝えると、今回宿泊分のスタンプを押して、部屋に届けてくださいました。
9つのホテルそれぞれが見開きで、左にホテルの新旧の写真、右にスタンプを押すスペースが設けられていて、
3年のうちに、4つの異なるホテルに宿泊したら「ペアランチ券」を
9つすべてのホテルに宿泊したら「ペア宿泊券」がプレゼントされるようです。
ちなみに、9つのホテルというのは、こちらのホテル。
チェックイン時に購入希望を伝えると、「スタンプを押して、チェックアウトの時にご準備しておきましょうか」との提案があり、
パッキングしたいので先に受け取りたい旨を伝えると、「お部屋までお持ちしましょうか」と、常に先に先に提案してくださる対応は、さすが東京ステーションホテルです!!
また、チェックアウトの時は、(すでに手元にはなかったにもかかわらず)「これからクラシックホテルのご宿泊をお楽しみください」という言葉で送り出してくださいました。
宿泊客の情報をスタッフ間で共有する体制であったり、こういう一言が言えるかどうかが、ホテル(スタッフ)の質だと感じるオババです。