夕食で配られた非常用ランタンを持って部屋に戻り、停電の一夜を過ごしました。
幸いなことに、これまでの人生の中で、(1987年のロス地震は経験しましたが)被災生活というものを経験したことがなく、電気が使えないだけで、これほど大変だとは認識していませんでした。
窓も開けられず、換気も空調もできない中、Wi-Fiも使えず、温泉の掛け流しも止まり、トイレは水を運んで自分で流すしかなく・・・と、どれも実際には大したことではないにも関わらず、非常に不便を感じました。(お高い宿泊費を払ってというのがあるから余計にね)
そういう一夜を過ごして迎えた朝、
朝食も本館1階のレストラン「蛍火園」でいただきました。
停電が続く中、普通に朝食を準備していただけたことに感謝です。
前日の夕食後に、洋食か和食かを尋ねられ、和食でお願いしていました。
かぼすのジュースからスタートし、
温野菜のサラダや
牛しゃぶ肉や、
温泉卵、
煮浸しなど充実した内容で、
冷蔵庫が効かない中、お刺身までありました。
電気が使えず、厨房も大変だったと思いますが、美味しい朝ごはんをごちそうさまでした。