かつて柳川藩主の別邸があった場所で、柳川藩主の末裔が営む料亭旅館「御花」でいただいた夕食についてです。
宿泊棟「松濤館」の1階に、お食事処の「集景亭」があります。
かつて「御居間」と言われて、家人が過ごした場所が料亭の個室として使われています。
その1室に夕食を準備してくださっていました。
もう少し外の景色を眺めながらいただきたかったのですが、襖戸を開けると即お庭で、ガラス戸がありません。
先付けは、南瓜の豆乳寄せ。
前菜と一緒に
イタリアのスパークリングを。
お造りは、タイ、イサキ、ヤリイカと、ごくごく普通。
椀物は、ホタルイカの飯蒸しの薄葛仕立て。
蓮根饅頭のズワイ蟹あんかけ。
甘鯛のソテー
柳川牛ロースの鉄板焼きは自分で焼くスタイルです。
と、ごくごく普通のお料理が続きますが、これは有明海のお魚です。
エツの南蛮漬け。
そして柳川名物の鰻のセイロ蒸しと肝吸。
デザートは(少し食べてしまいましたが)季節のフルーツ。
普通に美味しくいただけましたが、料亭旅館というには、ちょっと物足りなさを感じるお料理でしたし、配膳係の方も可愛いお嬢さんでしたが、学生のアルバイトさんとのことで食事のお話ができるほどの知識もなく、まぁ、こんなものかという感じの夕食でした。
平日で、宿泊も含め、食事をする客がほとんどいなかったことも影響しているのかもしれません。