今回の京都旅行で、一番訪れたかったのが「平野神社」です。
「二十二社」の一社です。
祭りなどの際に、天皇から勅使が送られる重要な神社として、平安時代中期に、畿内で22社が選ばれました。
この「二十二社」は、さらに「上七社」「中七社」「下八社」に分けられ、「平野神社」は「上七社」の一社でした。
社格は、戦後GHQによって消滅しましたが、非常に格式高い神社であるということですね。
また、「今木皇大神(イマキスメオオカミ)」を主祭神に、四柱の神様をお祀りする御本殿は、「平野造(比翼春日造)」と呼ばれる特殊な造りとなっているそうです。
以前から、一度参拝したいと思い、ようやく訪れた平野神社ですが、
神門をくぐり、
エッ??・・・とここでフリーズしてしまいました。
平成30年の台風21号で甚大な被害を受け、拝殿が倒壊したということは知っていました。
でも、昨年9月に修復したと聞いていましたが・・・・。
確かに拝殿は修復されているようです。
でも、御本殿が・・・・
HPによると、檜皮屋根の葺き替え工事は、今年の11月までかかる予定だとか。
御神体は、仮殿にお移りになったということで、参拝はできましたが、
4柱の御祭神がそれぞれ別殿で祀られ、2殿ずつ相の間で連結されているという平野造の御本殿は、また次の機会にということになりました。
御神木のクスノキ。樹齢400年以上だとか。
「りすのおつげ」ですって。おみくじのようです。
平野神社では、神様の使いの動物がリスだそうで、桜の名所の神社だけに、手に桜のお花を持っています。
御朱印を頂戴しました。