目の前に二条城があるのに、二条城に行かないわけにはいきません。
と言っても、この半年の間に3回京都を訪れ、3回とも二条城に面したホテルに宿泊していますので、その度に、“行かなくちゃ”って思って行っています。
何回訪れても素敵なお城ですし、お庭を散策するだけでも心地よい場所です。
そう、オババは、居心地の良い場所を見つけると、何度でも訪れてしまうタイプなのです。
二条城は、1603年に、徳川家康によって、天皇が住む京都の護衛と、将軍上洛時の宿所とを主な目的として築城されました。
戦いのイメージが少ないことも、なんとなく好感が持てます。
1662年頃の建築だそうです。
門をくぐってすぐ左手に、こちらも焼失せずに現存する東南隅櫓。
ホテルの部屋から見るよりも、ずっしり感があります。
そして華やかな唐門。
2013年の修復直後に見た時は、ケバケバしく感じられた御門でしたが、年月と共に、少しずつ“いい感じ”になっています。
唐門の先には、国宝の二の丸御殿があります。
大政奉還が伝えられた場所としても有名です。
現存御殿は、本丸御殿が高知城と川越城、二の丸御殿が掛川城とこの二条城で、全国に4御殿しかありません。
鶯張りの廊下をキュッキュッと言わせながら、6棟からなる御殿をグルッと回ると、なんとも言えない風流な気分になります。
二の丸御殿を出て、庭園を眺めます。
御殿の縁側に腰掛けて、のんびり眺めていたいです。(もちろん無理です)
東橋を渡って、本丸御殿の方に行ってみます。
それにしても、もう何年も前から、ここは工事中ですよね。
いつかお姿を拝見したいものです。
天守閣跡の方に行ってみます。
かつて伏見城から移された5重6階の天守閣があったそうですが、落雷によって焼失したとのこと。
天守台から内堀を見渡します。
木々の間から西南隅櫓が見えます。
こちらも焼失することなく現存している櫓です。
ぐるっと回って、清流園の方向に向かいます。
重要文化財の北中仕切門。
爽やかな季節に、新緑の中を散策するのは、本当に気持ちが良いです。
同じく重要文化財の北大手門。
御城印はすでにありますので、100名城スタンプだけ押してきました。