オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

日本100名城「小田原城」

箱根旅行で、わざわざ名古屋に前泊をしたのは、

乗り継ぎの小田原で、

 

ゆっくり「小田原城」を散策したかったからでもあります。

 

小田原城といえば、小田原北条氏の居城だったお城で、

上杉謙信武田信玄の侵攻にも耐え、難攻不落の城と言われたものの、

豊臣秀吉にジワジワと周囲を固められ、降伏したのでしたよね。

 

徳川の時代に、大久保氏や稲葉氏によって大改修されましたが、

北条氏が秀吉に備えて整えた総構は、今も遺っているそうです。

 

駅から二の丸東堀沿いに進みます。

 

お堀にかかる赤い橋が雰囲気を添えていますね。

後から造られたもののようですが。。。

石垣は関東大震災で崩れ、

本来はもっと高さがあったそうです。

 

隅櫓が見えてきました。

本来は2層だったようですが、復元予算の関係でこうなったとか。

 

馬出門から入ります。

平成21年に復元されたものです。

 

奥に天守も見えてはいますが、

やはり直進とはいきませんね。

 

さらに住吉橋を渡ります。

 

平成9年に復元された銅(あかがね)門で、

この門をくぐれば二の丸です。

 

奥には、銅門を復元した時の土塀の模型が

 

展示されていました。

 

これが銅門の礎石だったようです。

 

小田原城の二の丸から本丸にかけては、

国指定の史跡・都市公園になっています。

 

お城ファンの方には、

かつての遺構巡りに興味を持つ方も多いですが、

”エセ”お城ファンのオババは、山登り型よりも

こうして整備されている公園型の方がウキウキします。

 

菖蒲や

 

紫陽花の美しい季節で、

お花を見に訪れても幸せな時間が過ごせそうです。

 

この赤い橋を渡って、

 

常盤木門をくぐると、

 

本丸跡です。

 

明治の廃城で解体された天守は、

昭和35年に鉄筋コンクリートで復興しました。

 

三重四階の美しい層塔型の天守で、

石垣を含めると、全国第7位の高さだそうです。

 

上からは、相模湾が見渡せます。

 

小田原駅も近くに見えますね。

 

100名城スタンプを押し、

 

御城印を購入しました。