オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

日本100名城「岡山城」

岡山城」といえば「烏城」。

黒漆塗りの下見板が張られた黒い外観が特徴です。

また、不等辺五角形というちょっと変わった形でも有名ですよね。

 

平成の改修の後、2度訪れたことがありますが、

2022年11月に完了した令和の大改修の後は、

初めての訪問になります。

今回の一番の目的は、名城スタンプをゲットすることです(笑。

 

内堀側から入ります。

 

岡山城は、元々金光氏の居城があった場所を

宇喜田氏が略奪し、築城されました。

2代目秀家の時に、

黒い下見板に金箔瓦の五重六階の天守が築かれました。

 

その後、関ヶ原の後に、小早川氏や池田氏が入り、

拡張整備されたと言われています。

 

内堀を渡ると、大納戸櫓跡の石垣が目に入ります。

小早川氏が築いたとされます。

この上に、三重四層の櫓があったようです。

 

不明門下の階段を登って

下の段から中の段に向かいます。

 

階段途中に、鉄門があったようです。

 

かつて中の段には、表書院がありました。

 

中の段には2箇所、宇喜田氏が築城した際の石垣が遺っていて、

見学することができます。

 

これがその石垣です。

 

こういうものも見ることができます。

覇権争いの生々しさまで残っている感じがします。

 

不明門をくぐって、本段に向かいます。

 

階段を登ったところに、天守の礎石がありました。

天守は1945年の空襲で消失し、

現在の天守は、1966年に再建されたもので、

その時、かつての礎石をこちらに移したのだそう。

 

で、再建された天守で〜す。

 

中は現代的な展示室になっています。

 

城主の間も再現されています。

 

最上階からの後楽園側の景色です。

 

金の鯱鉾や、

 

岡山城ならではの、金の桃瓦も見えます。

 

1階で御城印を購入し、

 

3度目の訪問で、ようやく100名城スタンプをゲットしました。

 

帰りは、行きとは反対の旭川側から出ます。

中の段の北西角には月見櫓があります。

これは現存です。

 

ああ、やっぱり現存は、醸し出すものが違いますね。

 

横にある廊下門から下の段に下ります。

 

廊下門を出ると、

天守の裏の姿を見上げることができます。

ここから見ると、

天守が五角形であることが分かりますね。

 

さて、旭川側にかかるこちらの橋を渡って、

後楽園に向かいます。

月見橋なんて風流な名前がついていますが、

現在の橋からはイメージが・・・・。

 

橋から見た天守です。

遠くから見た方が美しいですね。

 

この先の後楽園については、

次回お伝えしたいと思います。