オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

【熊本】球磨川の河畔に建つ「清流山水花 あゆの里」①

人吉温泉は、球磨川沿いに50の源泉があり、「美人の湯」として知られています。

2020年の豪雨で球磨川が氾濫し、大きな被害を受けました。

 

今回利用したのは、人吉城からも見えていた「清流山水花 あゆの里」です。

 

こちらのお宿も球磨川の氾濫では、地下1階から2階まで被災したようです。

 

地下1階には、当時の写真を展示したギャラリーがあって、

当時の凄まじさを伝えています。

 

被災した施設を復旧すると同時に、客室の改装なども行って、

翌年の8月から営業を再開しています。

 

被災を契機に、団体中心のお宿から、個人客重視のお宿に方向転換したそうです。

 

チェックインは15時からでしたが、オババたちが到着したのは14時過ぎ。

館内に入って男性の方に駐車場の場所をお尋ねすると、

外まで出てきて、丁寧に誘導をしてくれました。

 

玄関に飾られたお花。

(到着した時は生け込み中で、翌朝撮りました)

 

中に入ると、広〜い空間が現れます。

 

時間前の個別のチェックインには対応していないようで、

奥のロビーで待つよう案内されました。

 

しばらく時間がありますので、

セルフの飲み物をいただきながら、

館内をブラブラしてみます。

(チェックイン後に写した場所も一緒に紹介します)

 

訪れたのが3月中旬ということもあり、お雛様だらけでした。

(九州では旧暦で祝います)

 

雛壇だけでもいくつもありましたし、

 

内裏雛は何体あるのかしらと思うくらい

 

あちらこちらに飾られていました。

 

こちらのお宿だけで、雛人形ツアーができそうです。

 

これは人吉でも「さげもん」というのでしょうか、

柳川に似た吊るし飾りもありました。

 

吹き抜けの高〜い天井と、豪華な飾り付け。

 

あらっ?こちらのお部屋には先客がいるようですね。

 

熊本のアイドル「くまモン」でしたぁ。

 

くまモンは、お庭を眺めているようです。

 

こちらは「球磨焼酎ラウンジ」。

 

15時から21時まで、自由に焼酎の飲み比べができるようです。

 

お土産屋さんも充実していましたよ。

 

「温泉御朱印」というのがあるのをご存知ですか?

 

神社の御朱印やお城の御城印は、オババも集めていますが、

温泉の御朱印もあるのですって。

今は道の駅であったりマンホールであったり、

旅行のアプローチの仕方はいろいろですね。

 

7階には「天空のテラス」というのがあります。

球磨川の反対側のお部屋であっても、こちらに来れば、

 

球磨川人吉城の風景が眺められます。

 

大浴場は、3階と5階に、それぞれ男湯と女湯があり、

5階にある「蔵の湯殿」の

 

女湯を覗かせてもらいました。

 

「蔵の湯殿」は、人吉城の壁をイメージしているのだそう。

 

洗い場の数もたくさんあって、

 

これだけあると、他の人と重なっても気にならないでしょうね。

 

これは翌日の朝、相方さんが撮ってきましたが、

3階の「山並みの湯屋」の写真なのだそう。

「山並みの湯屋」は、数寄屋をイメージしているそうです。

 

以上、館内の様子でした。

 

15時になると、スタッフさんがロビーに来て、

チェックインの手続きをしてくれました。

 

館内の説明や注意事項が書かれたリーフレットを渡され、

胸にふたばマークをつけたスタッフさんが

部屋まで案内してくれました。

 

次回はその部屋の様子をお伝えします。