夕食は、1階のお食事処でいただきます。
あら、ここにもお雛様が飾られていますね。
本当に、何体のお雛様を所蔵しているのかしら。
広い個室に案内してくださり、
お料理を運んでくださるのは、皆さん外国人のスタッフさん。
素直で感じの良い方ばかりで、
決められたことを丁寧に一生懸命していらっしゃいます。
ただ、決められたこと以外は、
言葉の問題からか理解してもらえない時もあって、
「もういいです」になってしまいます。
日本人的な気配りなども難しいようで、
部屋の温度も自分たちでリモコンを探して調整しましたし、
窓側の襖も閉められていて圧迫感があったので、
「開けたらいけないのかしら」と開けてみると、
あら、こんなに素敵な風景が現れましたよ〜。
前菜は、
車海老や雲丹がのった「アスパラムース」に、
うどやふきの三色重ねの「うぐいす豆腐」。
筍真丈が入った蕪のすり流し。
お蜜柑の容器に入ったお造りには、
熊本ならではの馬刺しも入っていました・・・これは相方さんに食べてもらいました。
煮物は「ナスの飛龍頭」。
鮎とお野菜の天ぷら。
あおさ海苔のお塩でいただきます。
塩トマトであっさりお口直しをして、
メインは、黒毛和牛のしゃぶしゃぶ鍋でした。
ご飯は焼きおにぎりのお茶漬け。
お出汁をかけずに、焼きおにぎりのままいただきました。
そしてデザートで締めくくり。
球磨川の美しい風景を眺めながら、静かにお食事を楽しめました。
ごちそうさまでした。