オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

【熊本】天草に誕生したオーシャンフロントのお宿「天ノ寂(あまのじゃく)」

昨年6月、天草にオープンした「天ノ寂」。

以前こちらに投稿した「天草 天空の船」と同じ地元企業の「(有)竜宮」が運営するお宿です。

 

天草五橋が開通した翌1967年に、「竜宮」海水浴休憩やお土産販売からスタートした企業だそうで、

「天ノ寂」の隣の敷地には、同系列の「海のやすらぎ ホテル竜宮」もあります。

 

ここ最近、全国規模の大きな企業が、次々と地方に進出していますが、

このように、地元企業が頑張っているお宿って、オババは非常に興味があるのですよね。

 

「海のやすらぎ ホテル竜宮」の別館「天使の梯子」にも前から目をつけていて、一度泊まってみたいと思っています。

 

天草五橋の4号橋を渡った前島に「天ノ寂」はあります。

実はこの建物を見た時、あまり良い印象を持たなかったのです。

今風のハード面重視のお宿かなぁ・・・とか、

ウェディング中心の若者向きのお宿かなぁ・・・ってね。

 

でも、先に言っちゃいますが、

支配人さんが自ら直接接客にも関わられるなど、接遇にも力を入れていましたし、

天草を知り尽くした地元企業ならではの良さも感じられ、

大変心地良い滞在ができました。

 

駐車場に到着すると、スタッフさんに出迎えられ、

館内に案内されました。

玄関から入ったロビーが建物の2階になります。

 

「芸術にも触れ合える宿」を謳っていて、

家具も含めて、空間自体にアートを感じます。

 

こういうフロントデスクの空間もアートっぽいですよね。

・・って、ここだけ見ると、お食事カウンターみたい(笑

 

壁には、地元出身の画家さんの作品が飾られています。

 

おそらく、この横島庄司さんとおっしゃる方の作品かと。

 

下のレストラン階からの吹き抜け空間には、大きなお魚が泳いでいます。

こちらはスペインの作家さんによるもののようです。

 

ロビーでこの景色を眺めながらチェックインをします。

なんと言っても、オーシャンフロントのお宿ですからね。

 

ウェルカムドリンクを出していただき、

到着早々、ロビーでまったりしてしまいました。

地元のお店に作ってもらっているというオランジェが美味しくて、

販売していないかお尋ねしたほどです。

(残念ながら販売はなく、お土産ショップもありません)

 

次回はお部屋の様子をお伝えします。