オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

【熊本】清流山水花 あゆの里 ④ :朝食とお宿の感想

朝食も、夕食と同じ個室でいただきました。

担当してくださったのは、やはり外国人のスタッフさんでした。

 

朝食の時には、ちゃんと襖も開けられていましたよ。

(前日のままだっただけかもしれませんが・・)

 

朝食は、綺麗に盛り付けられた松花堂のお弁当です。

 

これに、球磨川の鱒の塩焼きと卵焼き、

横に添えられた練り味噌が、お宿の自慢品だそうです。

 

それに「ミルク仕立てのそばだご汁」と白ごはんです。

 

朝食も美味しくいただきました。

 

《お宿の感想》

到着した時、車をどこに停めて良いか分からず、

館内のロビーにいらっしゃった男性の方に声をかけたところ、

わざわざ一緒に外に出て来てくださり、丁寧に誘導してくださいました。

 

その後館内に入ると、広々とした華やかなロビーに、豪華な雛飾りの数々・・・・。

お部屋も新しく、窓からは球磨川人吉城の絶景・・・・。

と、最初の印象はとても良かったのです。

 

それが「ん?」と感じ始めたのは、夕食の時から。

 

自分たちでリモコンを探して室温調節をし、窓の襖を開けたりしていると、

普段は何も言わない相方さんが「本当に気が利かないなぁ」とブツブツ言い始め、

それをオババが「外人さんだから仕方がないよ」と。

 

途中でお願いしたいことがありましたが、

うまく伝わらずに、説明を加えながら言い方を変えたりしていると、

今度は相方さんが「理解できないのだから、もう良いじゃないか」と。

 

お食事処の外国人スタッフさんにしても、

部屋まで案内してくれたふたばマークを付けたスタッフさんも、

皆さん、若くて性格が良さそうな方ばかりで、

(マニュアルが見えそうなくらい)決められたことを一生懸命していました。

 

そう言えば、直接接したもう一人のスタッフさんも、ふたばマークを付けていました。

 

人手不足の中、外国人スタッフを採用し、

水害やコロナを経て、新たにスタッフを採用したのでしょうね。

事情はよ〜く分かります。

 

ただね、宿泊する側からすると、

ど〜も、外国人スタッフや、新人スタッフの練習台になっているような・・そういう感じがするのは否めません。

お世話をしてもらうよりは、見守ってあげなくちゃいけないような・・・。

 

そもそも、指導(フォロー)係を付けずに独り立ちさせているのであれば、

ふたばマークは 宿泊客への”いいわけ” でしかない・・と、古い考えのオババは思ったりするのです。

「行き届かなくても大目に見てね」というね。

 

立派な建物に素敵な景観、

温泉付きの新しいお部屋、

美味しいお料理、

そして

マニュアル以上のことを求めてはいけないスタッフさん・・・

 

日本の接客業のあり方が変化していくことを感じます。

 

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温泉風呂付プレミアムルーム(63m2)

夕・朝食付きプラン

(2名で)75,900円

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