オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

【東京】庭園の歴史に浸る「ホテルニューオオタニ」①

JR九州のクルーズトレイン「ななつ星」の運行開始10周年を記念する同窓会が、

紀尾井町の「ホテルニューオオタニ」で開催されました。

せっかく参加するならと、前日から1泊することに。

 

相方さんは、仕事絡みで何度か宿泊したことがあるそうですが、

オババは入るのも初めてです。

 

コロナ以降飛行機をやめたオババは、

いつものごとく、新幹線で博多から東京に移動します。

感激したので再度載せちゃいますが、

今回は移動の途中で、富士山の絶景を見ることができました。

 

一方の相方さんは、午前中の仕事をした後飛行機で移動。

夕方ホテルで合流します。

 

ホテルニューオオタニ・・・

かつての回転レストランは、福岡のニューオオタニにもあるので、

外観になんとなく親しみを感じます。

 

ただしこちらは1474室もの客室がある巨大ホテルです。

 

玄関を入ると、見事な装花が出迎えてくれます。

草月流ならではの華やかなデザインです。

 

館内の装花をすべて担当していらっしゃるとのこと。

 

2月下旬に訪れましたので、

お花で作ったお雛様も飾られていましたよ。

 

ホテルニューオオタニに宿泊するのであれば、

やはり「エグゼクティブハウス 禅」に興味があります。

今回は、「ザ・メイン」の11階と12階に位置する「ホテル イン ホテル」と呼ばれる「禅」のお部屋を予約していました。

 

ホテルに到着したのが15時過ぎ。

ドアパーソンに、1階のフロント前の長蛇の列に案内されましたが、

「禅もここに並ばなくはいけませんか?」とお尋ねすると、

すぐに荷物を持って、11階に案内してくださいました。

 

並ぶことなくラウンジで、のんびり飴湯をいただきながらチェックインができました。

 

禅の客室は全87室。

さほど広くはないラウンジですが、混み合うことはあまりないとのこと。

 

さて、ホテルニューオオタニといえば、お庭が有名ですよね。

一旦部屋に案内していただいた後、すぐに行ってみました。

 

ホテルニューオオタニは、1964年の東京オリンピックに合わせて開業したホテルですが、

江戸時代初期には加藤清正下屋敷があり、

幕末までは井伊家の中屋敷があった場所です。

 

その後伏見宮家の敷地となり、

戦後外国人の手に渡ろうとした時に、

大谷米太郎氏が自宅として買い取りました。

 

よくぞ都心の広大な土地を守り抜いてくれましたよね。

 

客室数からは信じられない静寂な雰囲気が保たれているお庭で、

 

手入れも行き届いています。