オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

【長崎】雲仙観光ホテル ④ 朝食と宿泊の感想

朝食も「ダイニングルーム」でいただきます。

 

キッチンとの目隠しパーティションには、ウィリアム・モリスのパターンが使われています。

 

事前に和食か洋食かを選択していて、

もちろんこのようなホテルで、オババは洋食です。

 

ちょっと不思議なグリーンジュースに、

 

ハムやキッシュ。

 

グリーンサラダに、

 

クリームスープ。

(写真を撮る前に、口をつけてしまいました)

 

そしてこれです。大好きなオムレツ。

 

この中身トロトロが自分ではできないのですよね。

 

シリアルはミルクをかけてと言われましたが、

ジャムと一緒にヨーグルトに入れました。

 

パンはクロワッサンとトーストでした。

 

クラシックな雰囲気でいただく、王道の朝食でした。

 

コロナ以来、久しぶりに訪れた「雲仙観光ホテル」。

今HPを見ると、オババが訪れた昨年末に比べると、

少しずつ本来の姿に戻りつつあるようです。

 

雲仙観光ホテルは、

オババがクラシックホテル好きになったキッカケのホテルでもあり、

趣のある建物に、ウィリアム・モリスが加わって、

ますます胸キュンになっていたホテルでした。

スタッフさんの対応も含め、素敵な思い出しかないホテルです。

 

好きだったホテルなだけに、今回は辛めのコメントを。

 

この時の滞在では、人手不足と人材不足を強く感じました。

(ホテルステイでは、ハード面よりも人材に目が行くオババです)

フロアもダイニングも、

それぞれベテランのスタッフさんがお一人で、

切り盛りしている感じでした。

 

フロントの方は、きちんと細やかなプロの対応をなさる方でしたが、

可哀想なくらいバタバタ動き回っていらっしゃいました。

 

ダイニングの方は、再雇用くらいの年齢の方でしょうか、

伺うと素晴らしいキャリアをお持ちの方。

ほぼお一人での対応でしたので、

お忙しそうで、話しかけられない雰囲気だったのが残念でした。

 

若いスタッフの方もロビーでお二人ほど見かけましたが、

まだ不慣れなのか、アルバイトなのか・・・。

 

荷物を持って玄関まで行ったのに、

「チェックインはまだです」とあっさり門前払いをされて、

再び荷物を車の中に運んだことは以前書いたとおり。

 

また、朝お一人の方とすれ違って、こちらから挨拶したのですが、

チラッとこちらを見て、黙ってすれ違って行かれました。

 

まぁ、どこに行っても、決められたことしかしないのが、現在の日本の接客スタンダードになりつつありますが・・・。

 

大浴場で、ちょうどオババがお風呂から上がったところに、

私服姿の方が無言で入って来て浴場を覗いていたので、

てっきり宿泊客かと思って、

「今だったどなたもいらっしゃいませんよ」と声をかけましたが、

フッと笑って出て行かれました。

あとで別のスタッフさんと楽しそうに話す様子をお見かけし、

新採用者の施設見学だったのかしらと勝手に想像しました。

 

雲仙には大手企業も進出しているようですし、

なかなか人材が集まりにくいのかもしれません。

ただ、オババが好きだったホテルなだけに、

ご自分のホテルにプライドを持って、

キラキラと輝きながら仕事をするスタッフさんと出会いたかった・・・

そう思ったオババです。

 

クラシックホテルのスタンプを押してもらいました。