2007年に開業した「ふふ熱海」以降、次々と誕生している「ふふ」シリーズ。
スモールラグジュアリーな“日本リゾート”を謳っています。
「カトープレジャーグループ」の経営ですが、熱海の「せかいえ」や「海峯楼」といった高級旅館や、沖縄のコンドホテル、さらにはおうどんの「つるとんたん」・・・など、幅広く手がけていて、企業の勢いの良さが伝わります。
「ふふ奈良」は、熱海、河口湖に続いて、2020年に開業したようです。
列車といえば水戸岡鋭治・・・旅館といえば隈研吾・・・ではありませんが、
「ふふ奈良」も隈研吾さんのデザインです。
隈研吾さんは、この地に伝わる「庭屋一如」の精神に着目し、敷地全体を庭と見立ててデザインなさったのだそう。
「ふふ奈良」は、傾斜地の上側に宿泊棟があり、下側の離れた場所にレストラン「滴翠」がありますが、
その間に庭園を設け、
斜面の竹林を最大限保存したのだそうです。
レストランまでの移動は結構距離がありますが、お天気が良かったこともあり、竹林の中の散策が清々しく気持ちが良かったです。
宿泊棟の内部はシックな雰囲気。
ロビーは、小さな半個室空間に区切られています。
そんな半個室の一つ、デイベッドのある空間に案内され、
飴湯をいただきながらチェックイン手続きが行われました。
ロビーの横にはショップもあります。
また、ロビー奥にはバーもあります。
ロビー部分と客室の間にもお庭が設けられていて、半個室からこちらの緑が眺められます。
客室は、1階と2階にそれぞれ15室ずつの計30室。
オババたちは2階にアサインされましたが、お部屋の様子はまた後日。
こちらは、先ほどの竹林の斜面を下り、お庭の先にあるレストランです。
レストランのみの利用もできるようで、車道に面して暖簾がかかった門があります。
レストランの入口
入ると、ちょっとした吹き抜けの空間があり、
こちらにもお土産物が置かれています。
レストランも個室になっていて、1階と2階にお部屋があります。
お食事の様子もまた後日お伝えしたいと思います。