長崎県五島列島は、五島などと言いますが、五島市の資料によると、大小152もの島々からなるのですって。
(そういえば、九州は県が9つあると思っていたという人がいましたワ)
長崎には130もの教会があり、そのうち五島には、50以上の教会があるそうですが、2018年に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産に含まれる教会も数多くあります。
そんな五島の福江島に、昨年8月、「五島リトリートray by 温故知新」がオープンしました。
デザイナーは、「ザ・ペニンシュラ東京」などを手がけた橋本夕紀夫氏です。
温故知新といえば、「瀬戸内リトリート青凪」や「MUNI KYOTO」など、若い感覚で、次々と話題のスモールラグジュアリーホテルを展開している企業ですよね。
今回、ツアーメインの2日目の教会巡りをパスしたのには、こちらのホテルでゆっくり過ごす時間も欲しかったからなのです。
入口でスタッフさんに迎え入れられ、水盤の横を通って、
館内に入ると、吹き抜けの広い空間が広がっています。
フフフ・・・「五島リトリートray」と言えば、ロビーにあるこの鏡面仕上げのテーブルですよね。
残念ながらこの時はドンヨリ天気で、雑誌で見るような青い空は映っていませんが、
2日目の昼間にはこのとおり。
チェックアウトとチェックインの間の誰もいない時間。
ツアーを離脱したオババは、この広いテーブルにシャンパーニュを持って来てもらって、ゆったりまったりの一人時間を過ごしたので〜す。
こちらからは外のテラスに出ることもでき、
気候が良ければ、爽やかな風を感じながらこちらで過ごすのも良さそうです。
こういう風景を眺めながらね。
窓側からフロントデスク方向を眺めるとこんな感じです。
窓の形が教会チックでしょ。
2階は、夕食と朝食がいただけるレストランです。
(昼食の営業はしていないようです)
フロントの横にはバーカウンターがあります。
その奥が瞑想室になっていて、
たたみ2畳分くらいの空間が設けられています。
窓にはステンドグラス。
そのためでしょうか、ちょっと懺悔室をイメージしてしまいますね。
ロビーからエレベーターに向かう通路が、ショップになっています。
地元の製品ですが、オシャレなものが集められています。
五島は、上質な椿油の産地でもありますので、記念に椿の木のお箸を買ってみました。
エレベーターを上がって、お部屋に向かう廊下です。
先ほどからチョコチョコ書いていますが、こちらのホテルは教会をイメージしているのだそうです。
この廊下もなんとなくそういうイメージですよね。
フロントスタッフの黒い制服も、神父をイメージしたものですって。
廊下の窓もステンドグラスです。
光を取り入れるために、あえて色は使わずにモノトーンにしているのだそう。
この先のお部屋の様子は、次回お伝えすることにします。