GW真っ只中ですね。今年は9連休の方もいらっしゃるとか。
テレビでは連日、観光地の人混み具合が報道されています。
特に外国人旅行客の多さが伝えられ、
“オーバーツーリズム”という言葉も頻繁に使われるようになっています。
GWの1週間前に出かけた弘前&函館の旅行記を書いている途中ですが、
「五稜郭」と「弘前城」という今回の旅行のハイライトの記事を書いたところで、
なんとなく続きを書く元気が湧いてこないオババです。
・・・というか、今後の旅行を続ける活力も失せているし、
このブログ自体どうしようか・・・なんて思ったりもしています。
そもそもオババにとって旅行は、
仕事をしていた頃は、超多忙の日常から離れてのホッと一息つく時間でしたし、
仕事をリタイアしてからは、これまで全力疾走してきた自分へのご褒美というか、
本格的な“老い”を迎える前の“束の間”の心豊かな時間・・・のはずでした。
“人の流れがコロナ前に戻りつつある”なんて言われ、外貨に期待を寄せている方々も多いとは思いますが、
限りある日本円をやりくりしているオババには、すでにGW前の人混みで意気消沈しております。
世界中の人々が、コロナで我慢を強いられてきたからか、
コロナ前に比べると、かなり解放的な行動をとる方が多いように感じますし、
日本の文化や習慣にまったく馴染みのない国々からの訪問者も増えていて、
かつての日本が、いかに静かで秩序正しく清潔な国であったかを実感します。
今回の移動でも、新幹線もほぼ満席なうえ、持ち込まれた大量の荷物で雑然としていましたし、
圧迫感というか、とにかく雰囲気が落ち着かないのですよね。
また、どこに行っても大行列に遭遇し、
公園内のお手洗いなど、かつて見たことがないほど悲惨な状態になっていました。
北海道では、花見をしながらのジンギスカンが定番だそうですが、
大音量の音楽をかけてバーベキューをしている外国人団体に、ちょっとそれは違うだろうと思ったり・・・。
もともと人混み苦手なオババですので、出かけただけで心底疲れました。
まぁ、新幹線で博多から函館まで往復したのですから、疲れて当たり前だろうと言われそうですけどね。
ホテルや旅館でも、最近はいろいろなことを感じます。
まず、フロントに、カタカナの名前のスタッフさんが増えましたね。
対応に不満はありませんが、粛々と業務をこなす姿に、ちょっと寂しさを覚えたりします。
コロナで人と接しないことがサービスになり、人手不足も手伝って、接遇対応のあり方も変わりましたよね。
”早く正確に”作業をこなすことがすべてと考える人が非常に多くなったように感じます。
こういう機械のような働き方だと、せっかくの接客業も楽しくないだろうなぁ・・と、スタッフさんの働く意欲も気になります。
まぁ、そんなこんなで、気持ちの良い季節とは裏腹に、ドヨヨン気分のオババです。
これから中国人旅行客も戻って来ると言われていますし、クワバラクワバラ・・という気持ちなのですワ。