今回は、オババが好きな九州のホテルの一つ、「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」について書きます。
実はオババは、アメリカの大型チェーンのホテルって、どちらかというと避ける傾向にあります。
何となくワンパターン化を感じるというか、個性に乏しい印象があって・・・・。
それに加えて最近は、“メンバー様”への優遇が凄まじいでしょ。
ウェルカムギフトやレイトチェックアウトくらいならともかく、無料アップグレードに、朝食無料、クラブラウンジ無料、ポイント等で宿泊費まで無料・・・なぁんて聞くと、正規で宿泊するのがアホらしくなってしまいます。
それに、上級会員が多いホテルに行くと、“お高い”料金を出してラウンジフロアに宿泊しても、ラウンジが満席で入れないこともあるし、入れたとしても、ザワザワ感いっぱいで、食べ物の争奪戦があったりするでしょ。
特典を得るために“修行”をなさる方も多いと聞きますので、メンバー資格のない者が不満を言う立場にはないのですが・・・。
ええ、ええ、オババのヒガミなのでしょうね。
インターコンチネンタル(IHG)も、今はイギリスをベースに多国籍で運営していますが、元々はパンアメリカン航空の傘下にあったグループですし、
「アンバサダー」などという特典満載の会員制度があります。
にも関わらず、「インターコンチネンタル別府」は、お気に入りのお宿だなんて言うのですから矛盾していますね。
「ANA インターコンチネンタル別府スパ&リゾート」は、別府八湯と言われる別府温泉郷の一番山側、標高300mの小高い山に位置しています。
オババのお気に入りのポイント一つ目は、そこから見渡す絶景です。
海側のお部屋からは、湯煙上がる別府の街並みや、陽が登る別府湾、お猿さんで名高い高崎山や、遠く大分の夜景まで、一日中眺めていたいような絶景が広がっています。
お気に入りポイント二つ目は、テラスに取り付けられた温泉です。
別府の湧出量は日本一、源泉数は世界一と言われています。
絶景を楽しめる大浴場もありますが、クラブルーム以上のカテゴリーには、部屋のテラスに、スイッチ一つで温泉が張れる露天風呂がついています。
そしてもう一つのお気に入りポイントは、様々な人の「想い」が伝わってくるホテルだということ。
こちらのホテルは、元々、企業の研修施設であった建物をセンターに、両サイドに二つの客室棟を繋げたのだそう。
照明一つとっても、「人肌の光」をコンセプトに設計したというデザイナーの方のこだわりが感じられますし、
エントランス部分は、「森の中を抜けた先に天空の世界が広がる」イメージで造り上げたとのことで、一歩踏み入れると、建築家さんや工芸作家さんの「想い」が伝わります。
昨年、シングルに戻って最初に宿泊したのもこのホテル。
普段は、「クラブインターコンチネンタル」のカテゴリーを利用していますが、その時は大奮発して「パノラマ1ベッドルームスイート」に2泊しましたので、今回はその時の記事をアップしていきたいと思います。