佐賀城に行くのであれば、鍋島藩主を祀っている佐賀神社にも行こうかと思って調べていると、ホテルの近くに、面白い神社を見つけました。
564年創始の古社、「與賀(よか)神社」です。
御祭神は、『古事記』や『日本書紀』にも登場する豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)と同一の与止日女神(ヨドヒメノカミ)で、竜宮城のお姫様とも神武天皇の祖母とも言われています。
楼門は、佐賀県で最も古い木造建築で、室町時代後期に建立されました。
1603年に建立された三の鳥居や
1606年に建立された石橋と併せて
国の重要文化財に指定されています。
400年以上の歴史があるだけに、鳥居の裏側は支柱でしっかり補強されていますね。
御鎮座当初から社殿が存在したといわれていますが、現在の社殿は、江戸中期に建立されたものとのこと。
御神木とされる神殿南側の楠は、樹齢1400年を超えているそうです。
傍には、青木月斗が詠んだ「我に迫る三千年の楠若葉」の句碑があります。
御祭神が、竜宮城のお姫様だからでしょうか。
亀の像や
こちらは神馬でしょうか。
ちょっと愛嬌のある馬の像もあります。
御朱印を頂戴しました。