最後に熊本城を訪れたのは2016年。
その数週間後に、熊本地震があり、テレビに映った熊本城の姿を見て、胸が痛みました。
少しずつ修復が進み、昨年からは、天守閣の内部公開も再開されました。
宿泊した「ホテル日航熊本」からは、坪井川沿いにある242mの長塀を見ながら、歩いて10分ちょっとでしょうか。
南口から入ると、早速震災の跡に遭遇。
さらに、痛々しい姿が。
建物もヒビだらけで、必死で持ち堪えている感じがします。
「二様の石垣」は、修復されたようで、かつてと同じ、美しい姿を見せています。
今は、空中回廊のような「特別見学通路」が設けられていて、そこからの見学しかできませんが、
少し高さがあるため、「連続枡形」も、今なら上から眺めることが出来ます。
本丸御殿の「闇り通路」を通って、
天守閣ゾーンに到着です。
加藤清正が植えたとされる銀杏の木。(本当は違うという説もありますが)
昭和35年に復元されたものです。
震災から復旧して、内部の見学もできるようになりました。
でも、今回オババが一番会いたかったのは、「第三の天守」と言われる「宇土櫓」です。
熊本城には五階櫓が5基あったそうですが、唯一当時から現存する五階櫓です。
震災の時は、テレビの映像を見て、非常にショックを受けました。
まだ中は見学できる状況ではありませんが、本当に、よくぞ耐え忍んでくれました。
御城印を購入し、
100名城スタンプもゲットしました。
熊本城には何度も来ていますが、スタンプを集め始めてからは初めてです。
今回は、以前から気になっていた震災後の様子を見ることと、このスタンプを押すために来ました。
境内の末社には、猿田彦神、菅原道真、大国主神、恵比寿神が祀られています。
御朱印をいただきました。