オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

【東京】ホテルニューオオタニ ② :「エグゼクティブハウス 禅 デラックスツイン(50平米)」の部屋

都心の広大な敷地に建つ「ザ・メイン」と「ガーデンタワー」に1474室もの客室がある「ホテルニューオオタニ」。

その中で、「ザ・メイン」の11階と12階に位置する87室は、

「エグゼクティブハウス 禅」と称するクラブフロアになっています。

 

「フォーブス」で5年連続5つ星を受賞しているそうで、

今回は、その禅の「デラックスツイン(50平米)」というカテゴリーを予約していました。

 

ラウンジで、飴湯をいただきながらチェックインをして、

部屋に案内していただきました。

 

エレベーターホールから、3方向に客室が伸びていて、

 

2フロアに87室ですから、

クラブフロアといえども結構な数があり、

アサインされた部屋が遠くに感じられましたぁ。

 

西に面した横型のお部屋です。

 

客室に入って右側がリビングスペース。

日本のホテルらしさを残しつつ、

今風の設備が整った使いやすいお部屋です。

 

奥にはドリンクカウンターがあります。

 

お水はリサイクル可能なアルミタイプで、

 

冷蔵庫にもちゃんと飲み物が入っています。

確かコンプリメンタリーだったような・・・

普段からほとんど利用しないので(=無関心)、はっきり覚えていません。

 

ミニチュアボトルは有料でした。

 

お茶っ葉類。

 

テーブルの上にはバームクーヘンがありました。

帰りの新幹線でのおやつにしましたが、

厚みがあって食べ応えがあり、卵たっぷりで美味しかったです。

 

これが禅の特典などの説明です。

(西陽で読みにくいですが・・・)

 

いくつかタイプの異なる椅子が置かれていたのが印象的で、

 

ソフアの横にあった大きなスタンドも個性的でした。

相方さんは最初スタンドだとは分からず、「これ何?」なんて言っていました。

 

リビングスペースの反対の左側がベッドスペースになっています。

 

こちらの照明は、和紙を通した柔らかな光。

 

外資系のようなターンダウンがなく、

最初から夜のスペースとしてのセッティングがなされています。

(リゾートでない限り、この方がオババは好きです)

 

ベッドサイドには、寝る前用のスイーツも置かれています。

 

バスルームは、バスタブの一部が飛び出した半独立型。

 

黒が上手に取り入れられていて、

 

アメニティー類も一つ一つが黒い箱に入っていますが、

大量の捨てるだけの紙箱は、今の時代ちょっと罪悪感が伴いますね。

 

ソープ類は、フェラガモの使い切りサイズ。

矛盾しますが、こちらは大型ボトルでなくて、使い捨てで嬉しいです。

 

洗面台に生のお花の一輪挿しがあるのも良いですね。

 

入室した時に、西陽が強くて、ちょっとだけマイナス気分が生じましたが、

西に面したお部屋ならではのことが!!

ジャーン!!

素晴らしいサンセットでしょ。

まさか東京のホテルの部屋から、こんなに美しい夕景が眺められるなんて!!

迎賓館の隣に位置するニューオオタニだからこそ得られる景色です。

 

夜景もなかなかでしたし、

 

翌朝は、残念ながらドンヨリ空でしたが、

こういう風景でした。

【東京】庭園の歴史に浸る「ホテルニューオオタニ」①

JR九州のクルーズトレイン「ななつ星」の運行開始10周年を記念する同窓会が、

紀尾井町の「ホテルニューオオタニ」で開催されました。

せっかく参加するならと、前日から1泊することに。

 

相方さんは、仕事絡みで何度か宿泊したことがあるそうですが、

オババは入るのも初めてです。

 

コロナ以降飛行機をやめたオババは、

いつものごとく、新幹線で博多から東京に移動します。

感激したので再度載せちゃいますが、

今回は移動の途中で、富士山の絶景を見ることができました。

 

一方の相方さんは、午前中の仕事をした後飛行機で移動。

夕方ホテルで合流します。

 

ホテルニューオオタニ・・・

かつての回転レストランは、福岡のニューオオタニにもあるので、

外観になんとなく親しみを感じます。

 

ただしこちらは1474室もの客室がある巨大ホテルです。

 

玄関を入ると、見事な装花が出迎えてくれます。

草月流ならではの華やかなデザインです。

 

館内の装花をすべて担当していらっしゃるとのこと。

 

2月下旬に訪れましたので、

お花で作ったお雛様も飾られていましたよ。

 

ホテルニューオオタニに宿泊するのであれば、

やはり「エグゼクティブハウス 禅」に興味があります。

今回は、「ザ・メイン」の11階と12階に位置する「ホテル イン ホテル」と呼ばれる「禅」のお部屋を予約していました。

 

ホテルに到着したのが15時過ぎ。

ドアパーソンに、1階のフロント前の長蛇の列に案内されましたが、

「禅もここに並ばなくはいけませんか?」とお尋ねすると、

すぐに荷物を持って、11階に案内してくださいました。

 

並ぶことなくラウンジで、のんびり飴湯をいただきながらチェックインができました。

 

禅の客室は全87室。

さほど広くはないラウンジですが、混み合うことはあまりないとのこと。

 

さて、ホテルニューオオタニといえば、お庭が有名ですよね。

一旦部屋に案内していただいた後、すぐに行ってみました。

 

ホテルニューオオタニは、1964年の東京オリンピックに合わせて開業したホテルですが、

江戸時代初期には加藤清正下屋敷があり、

幕末までは井伊家の中屋敷があった場所です。

 

その後伏見宮家の敷地となり、

戦後外国人の手に渡ろうとした時に、

大谷米太郎氏が自宅として買い取りました。

 

よくぞ都心の広大な土地を守り抜いてくれましたよね。

 

客室数からは信じられない静寂な雰囲気が保たれているお庭で、

 

手入れも行き届いています。

「ななつ星」の同窓会に参加しました

今日から4月、新年度のスタートですね。

リタイア生活邁進中のオババには、4月に入ったからといって、昨日と何一つ変化はありませんが、

気持ちだけは新たに、今日から今年の旅行記を書いていきたいと思います。

 

JR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の運行が開始されてから、

10周年を迎えたそうです。

それを記念して、「ホテルニューオオタニ」で、

同窓会が開催されました。

 

運行7周年の7月7日に予定されていた同窓会が、コロナで中止され、

それ以降の開催になります。

こうして乗車した後も、きちんとアフターケアをしてくださるなんて、

これぞJR九州!という感じがします。

 

ということで、福岡から出ることなく1月2月を過ごしたオババですが、

この同窓会への参加のための東京行きが、

今年最初の新幹線の旅になりました。

 

今回の旅のお伴は小川糸さんの本2冊。

読みかけだったこちらと

 

こちら。

 

お弁当は、毎回お馴染みのやま中さんの「かすみ寿司」。

 

やま中さんといえば、「ななつ星」の運行当初から、

車内で大将が握ってくださるお寿司が提供されています。

同窓会にはやま中の大将も参加されていて、

抽選で3テーブルの方々に、握りたてのお寿司が振る舞われました。

(オババのテーブルは抽選でハズレました)

 

東京に向かう途中、こんな風景を見ることができました。

新幹線から富士山の全景を見れたのも、

これほど美しい富士山を見れたのも初めてです。

 

東京では、同窓会が開催された「ホテルニューオオタニ」に1泊。

宿泊についての詳細は、別の投稿でお伝えします。

 

同窓会は「鶴の間」で、ランチの時間帯に開催されました。

 

これまでに乗車した乗客500人以上が参加し、

列車をデザインされた水戸岡鋭治さんをはじめ、

 

運行当初からの歴代社長さん3名や、

OG/OBを含めたスタッフさん達と一緒に、

お食事をしながらの楽しい時間を過ごしました。

 

本当は、パーティーの様子を詳しくお伝えしたいのですが、

人物の写真はよろしくないでしょうから、

お料理だけをアップしますね。

 

鹿児島県産の鰤を使ったオードブル。

 

小さな7つの星が入ったプレートに、

 

コクのあるコンソメが注がれます。

金箔の星は、車窓から見える星空をイメージしているのだそう。

 

お魚料理には、天草(熊本)のみやび鯛が使われています。

 

メインは、佐賀県産黒毛和牛のローストビーフ

これぞローストビーフ!というお味でした。

 

デザートには、福岡県産あまおうが使われていて、

ななつ星」のロゴが入ったチョコレートがトッピングされていました。

九州産にこだわったお料理を

列車内で出されているワインと一緒に、美味しくいただきました。

 

会場内では、ななつ星グッズも販売されていて、

ななつ星カレー」や、

 

水戸岡さんデザインのドリップコーヒー、

 

ロゴ入りボックスに入ったティーバッグなど、

消耗品を少し購入しました。

 

参加者へのお土産は、チョコレートとチャームでした。

 

3時間のパーティー終了後は、横浜に移動して、

ホテルニューグランド」にも1泊しました。

こちらでの宿泊についても、別記事で投稿したいと思います。

 

夕食は、ホテルから歩いてすぐの中華街に出かけ、

 

オババとしては珍しく、予約もせずに目についたお店に入ってみましたが、

ウ〜ン・・・やっぱりきちんと下調べをしておくべきでした(笑

 

3日目は、お馴染みの崎陽軒の「シウマイ弁当」を買い込んで、

博多に戻りました。

【福岡】家近のオーシャンフロント「オテルグレージュ」

昨年末に、自宅から車で1時間ほどのところにある

「オテルグレージュ」に宿泊して来ました。

結婚式場がメインのホテルです。

 

実は、このホテルの宿泊記を投稿するかどうか迷いました。

というのも、またまた画像が消えちゃったのですよね。

 

昨年夏、「界 別府」に宿泊した時も同様のことがあり、

翌日の臼杵城で写真を撮っている時に、それまでの写真が全部消えてしまい、

宿泊記事にできなかったのですよねぇ。

 

今回は宿泊中に消えたので、一部は撮り直すことができましたが、

なんせ部屋の様子は寛いだ後なもんで、

そういうものは、お見せするわけにもいかず・・・。

 

ですので今回は、以前宿泊した時の写真も利用しながら、

簡単にお伝えしようと思います。

 

福岡市宗像市にあるホテルで、

宗像大社」から海に向かって車で少し進んだ所にある

玄界灘に面したホテルです。

 

トータルデザインをカッシーナ・イクスシーがプロデュースしたという

結婚式場っぽさが漂うメルヘンチックなホテルです。

 

廊下の雰囲気もおとぎの国みたいでしょ。

椅子の背もたれなんてハート型ですよ。

 

客室はわずか6室で、ダブルの部屋がメイン。

12歳以下はNGです。

 

部屋ごとにテーマ色があり、この時はベージュのお部屋にアサインされたのですが、

部屋の写真がアップできない状況ですので、

 

前回宿泊したブランシュのお部屋だと、

 

こんな感じです。

 

どの部屋にも広〜いテラスがついていて、

オババはこのためだけにこのホテルに宿泊しているようなものです。

(これは今回のお部屋のテラスです)

 

ただ、テラスの先に出ると、お隣の部屋が見えるので、

嫌がる方もいらっしゃるようです。

まぁ、オババは全然気になりませんが。

 

だって、目の前にはこんな風景が広がっているのですからね。

 

あいにくこの日はお天気が良くなくて、

玄界灘もかなり荒れていましたが、

 

以前来た時には、美しいサンセットを見ることもできましたよ。

 

こちらのホテルのもう一つのご自慢は、ジャグジーバス。

夕陽を見ながら入ることもできます。

 

ウェディング主軸のホテルですので、お食事にも力を入れています。

創作フレンチの「ロルキデ・ブランシュ」は、

ランチでも訪れる方が多いようですよ。

 

海に面した広い窓からは、

お天気が良いとサンセットを見ながら食事ができます。

 

この時は、アミューズから始まり、

 

冷たい前菜、

 

温かい前菜一品目は

 

包を開くと、

 

温かいオードブル二品目

 

お魚料理と

 

パン、

 

お肉料理

 

そしてデザート一品目

 

二品目のデザート

 

小菓子と

フルコースでいただきました。

 

翌朝の朝食は、ルームサービス一択です。

スープに、

 

オムレツ、

 

フルーツとヨーグルトに、

 

あと写真はありませんが、

パンとトマトジュース、コーヒーもありました。

 

以上、「ホテルグレージュ」の宿泊の様子をザザザっとお伝えしました。

おそらく若いカップルをターゲットにしたホテルだと思いますが、

オーシャンフロントが大好きなオババも

十分楽しむことができました。

 

日本で唯一の建築様式をもつ「香椎宮」

久しぶりに神社の投稿です。

昨年末に、福岡市東区にある「香椎宮」に行って来ました。

自宅から車で2〜30分ほどの場所にあるのに、

参拝するのは初めてです。

 

香椎宮」には、八幡神と同一とされる「応神天皇」の

ご両親の「仲哀天皇」と「神功皇后」が祀られています。

 

ご夫妻は、熊襲征伐の時に、香椎に仮宮を置いていたそうです。

神功皇后は、この地で亡くなった仲哀天皇の霊をここに祀り、

その500年後に、皇后の神託で、お二人の「香椎廟」が創建されたのが

香椎宮の始まりだとか。

 

二の鳥居をくぐるとしょうぶ池があり、

5月には花菖蒲が美しいそうです。

 

威厳のある楼門。

 

菊の御紋をくぐると

 

御神木の綾杉。

 

はみ出した部分だけでも巨木で、

 

とても私のカメラでは全体像が写せませんので、HPからお借りしますと、こんな姿です。

少しはスゴサが伝わるかしら。

 

拝殿に向かいます。

 

拝殿の先にあるこちらの御本殿は、

724年に建立されたものを1801年に再建したものですが、

実は、「香椎造」と言われる日本でただ一つの建築様式なのです。

 

なんといっても神様がいらっしゃる場所ですから、

気軽に見えないようになっていますが、こういう造りです。

 

離れてからだと少しは分かりますね。

 

せっかくですので、古宮にも行ってみましょう。

 

地名の由来ともなった御神木の「香椎」の木です。

 

見上げると神々しいです。

 

そして、かつて仲哀天皇の御霊が祀られていた場所。

大正4年まで、ここに祀られていたそうです。

香椎宮は、全国に16社ある勅祭社(=祭祀の時に天皇から勅使が遣わされる神社)の一つでもあります。

 

御朱印を頂戴しました。

 

日本100名城「島原城」

天草&島原の旅の最後の投稿になります。

雲仙観光ホテルをチェックアウトして、島原城を経由して、福岡に戻りました。

島原城には何度か訪れたことがありますが、

スタンプを集め始めてからは、初めてです。

 

島原城」は、「原城」に入城した松倉氏によって、

7年かけて、雲仙岳の麓に建てられました。

 

五重五階の天守に、三重櫓が3棟、平櫓が33基もあり、

 

本丸の広さは、名古屋城にも匹敵したとか。

(HPから写真をお借りしました)

 

石垣も4kmもあったそうで、

とにかく大きなお城だったようです。

 

明治に入って破壊され、天守は昭和39年に再建されたものですが、

遠くから見ても実に堂々としています。

 

でも、これだけの大きなお城を建てるために、

そうでなくても、厳しい年貢が取り立てられ、キリシタン弾圧や天災による飢饉で苦しんでいた農民に、

さらに課役されることになり、「島原一揆」が起こったのですよね。

最後には、天草の一揆と一緒になって、廃城となっていた「原城」に立て籠もりました。

 

一揆の責任を取らされて、松倉氏は断絶し、

その後は、松平氏や戸田氏が治めたようです。

 

海と

 

山に囲まれた

 

本当に美しいお城です。

 

ただね・・・この時は運が悪くて工事中で、

 

天守にも、民具資料館になっている三重櫓にも入ることができなかったのです。

 

横の売店で、100名城スタンプを押すことはできましたが、

御城印は、天守閣登城者限定とのことで、購入できませんでした。

 

そのうち、姫松屋さんの「島原名物 具雑煮」を食べにでも、再訪することとします。

【長崎】雲仙観光ホテル ④ 朝食と宿泊の感想

朝食も「ダイニングルーム」でいただきます。

 

キッチンとの目隠しパーティションには、ウィリアム・モリスのパターンが使われています。

 

事前に和食か洋食かを選択していて、

もちろんこのようなホテルで、オババは洋食です。

 

ちょっと不思議なグリーンジュースに、

 

ハムやキッシュ。

 

グリーンサラダに、

 

クリームスープ。

(写真を撮る前に、口をつけてしまいました)

 

そしてこれです。大好きなオムレツ。

 

この中身トロトロが自分ではできないのですよね。

 

シリアルはミルクをかけてと言われましたが、

ジャムと一緒にヨーグルトに入れました。

 

パンはクロワッサンとトーストでした。

 

クラシックな雰囲気でいただく、王道の朝食でした。

 

コロナ以来、久しぶりに訪れた「雲仙観光ホテル」。

今HPを見ると、オババが訪れた昨年末に比べると、

少しずつ本来の姿に戻りつつあるようです。

 

雲仙観光ホテルは、

オババがクラシックホテル好きになったキッカケのホテルでもあり、

趣のある建物に、ウィリアム・モリスが加わって、

ますます胸キュンになっていたホテルでした。

スタッフさんの対応も含め、素敵な思い出しかないホテルです。

 

好きだったホテルなだけに、今回は辛めのコメントを。

 

この時の滞在では、人手不足と人材不足を強く感じました。

(ホテルステイでは、ハード面よりも人材に目が行くオババです)

フロアもダイニングも、

それぞれベテランのスタッフさんがお一人で、

切り盛りしている感じでした。

 

フロントの方は、きちんと細やかなプロの対応をなさる方でしたが、

可哀想なくらいバタバタ動き回っていらっしゃいました。

 

ダイニングの方は、再雇用くらいの年齢の方でしょうか、

伺うと素晴らしいキャリアをお持ちの方。

ほぼお一人での対応でしたので、

お忙しそうで、話しかけられない雰囲気だったのが残念でした。

 

若いスタッフの方もロビーでお二人ほど見かけましたが、

まだ不慣れなのか、アルバイトなのか・・・。

 

荷物を持って玄関まで行ったのに、

「チェックインはまだです」とあっさり門前払いをされて、

再び荷物を車の中に運んだことは以前書いたとおり。

 

また、朝お一人の方とすれ違って、こちらから挨拶したのですが、

チラッとこちらを見て、黙ってすれ違って行かれました。

 

まぁ、どこに行っても、決められたことしかしないのが、現在の日本の接客スタンダードになりつつありますが・・・。

 

大浴場で、ちょうどオババがお風呂から上がったところに、

私服姿の方が無言で入って来て浴場を覗いていたので、

てっきり宿泊客かと思って、

「今だったどなたもいらっしゃいませんよ」と声をかけましたが、

フッと笑って出て行かれました。

あとで別のスタッフさんと楽しそうに話す様子をお見かけし、

新採用者の施設見学だったのかしらと勝手に想像しました。

 

雲仙には大手企業も進出しているようですし、

なかなか人材が集まりにくいのかもしれません。

ただ、オババが好きだったホテルなだけに、

ご自分のホテルにプライドを持って、

キラキラと輝きながら仕事をするスタッフさんと出会いたかった・・・

そう思ったオババです。

 

クラシックホテルのスタンプを押してもらいました。